もたもたしていたら「王と妃」のレンタルが始まってしまう!という
不順な動機により急ピッチであらすじ作成を急ぎ、
先ほど全52話分のアップを終えた「宮廷女官キム尚宮(西宮)」ですが、
おもしろくなかったわけではなく、けっこうおもしろかったです!
それから「女人天下」ファンの私としては、
いろんな役者さんの若かりし頃が見れるのもよかったです。
その他の時代劇でおなじみのあの方々の若いお姿もたっぷり拝見できました。
同じ時代を描いたドラマとしては「王の女」がありますが、
テレビドラマとしてのおもしろさや華やかさは断然「王の女」のほうが上。
ですが、「王の女」は謀反に至るまでの流れがいまひとつ詳しくなくて、
最後のほうであれよあれよという間に謀反になっちゃうんですよね。
その点、「宮廷女官キム尚宮」のほうは、
人々がどのような理由から光海君を下ろそうと思ったか、
どのような経緯があったのかなどがちゃんと描かれています。
同じキム・ジェヒョンさん演出の「女人天下」のような
側室同士の争いや度重なるトンチョカヨチュシオプソソ攻撃などの
楽しい盛り上がり感は欠けますが、
「王の女」より政治ドラマとしてはおもしろいと思いました。
でも最初のほうのケシの子供時代とか寺の生活とかはまったく不要で、
だんだんとおもしろくなっていくような気がします。
気になっていた“光海君とケシの関係”ですが、
たぶん「宮廷女官キム尚宮」では“なかった”設定なのではと。
理由としては色々あるのですが、最後にそう思ったのは、
「こんな夜更けに呼び出して何ですか?」とケシが聞くシーンがあり、
身体の関係があるならそんなこと聞かないよね?と思ったからです。
個人的に楽しみにしていたのが、(先に謝ります、下品ですみません・・・)
イ・イチョムが妙にあだっぽい妻の姪にいつ手を出すのかということでした。
だって妻も姪も、やけに現代風な大作りな色っぽいお顔で、
いつもその二人にイチョムが囲まれていて、
“きっとそのうち姪に手を出すんだわ、むふふー”と楽しみだったのです。
でも妻と姪は途中からまったく出演しなくなり、
私の下劣なお楽しみは露と消えました。
あと、重箱の隅的にチェックしていたのは、
シーンが変わってケシや大妃がアップで登場するときの
カメラワーク(というか編集かも?)。
だいたい画面左を向いていた顔を正面にふりながら
「なんですって!」的なシーンに入るのですが、
顔を正面に動かす前の左向きのときからしっかり写っていることが多いんです。
本来ドラマでは写らない(であろう)ポージングが
ばっちり!と写っているのですごーく不自然なんです。
皆さまも、機会があればチェックしてみてください♪
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馬の絵エピソードは「王の女」とだぶってたから、きっと有名な話なんですね…ウォンピョ、きっとそーくるよなーと思っていたらやっぱりのラストで、終わったなあ…と思ったのを覚えています。
大妃やケシのどアップ、違和感を感じ「なんか変~」と笑ってたんですが、態勢が変だったんですねえ。気になります(笑)ホン氏がチョンミョン姫の末裔というのも勉強になりました。
今更ながら、これ、原題の西宮=インモク王后が主人公で、キム尚宮は準主役かライバルにしても、キムヨンエ人気あての売り方は内容とあわないなあと思いました…ケシが主役でもいいけど、チャングムと重ねたタイトルやジャケットはどうかな(笑)
キムジェヒョン監督は寺での出会いがお好きなんでしょうか…女人天下でもナンジョン、お寺好きだったし。私も幼少期のお寺での出会いは不要でした。