ハン・ミョンフェの弟ミョンジンの死に首陽(スヤン)一家まで気落ちしています。
私に天罰が下ったと人々は噂するだろうと悔しげにしていた同副承旨ミョンフェは、
左副承旨クォン・ナム、兵曹参議ヤン・ジョン、兵曹参判ホン・ダルソン、
司憲掌令ホン・ユンソンらそうそうたるメンバーを癸酉靖難を計画した場所に召集。
お前ら今の生活に満足してるようだが首陽大君を領議政にしたかったのか?と問い、
端宗が首陽大君に譲位するように仕向ける作戦をスタートすることにしました。
ミョンフェは手始めに「端宗が首陽大君に譲位したがっている」という噂を流布。
その奇怪な噂は民から官僚にまでいきわたり、大臣たちの間でも問題になります。
私は忠誠を誓っているのに!誰かの策略だ!けしからーん!と憤る首陽大君。
ミョンフェは内侍や尚宮にわざと大声で噂を口止めして端宗の耳に入れました。
内緒で何か企んでないか?と左議政チョン・インジ&都承旨シン・スクチュに
思いっきり怪しまれたミョンフェは「それも民心なら仕方ない」と答え、
甥を押しのけて即位した明の成祖(永楽帝)の存在を引き合いに出します。
叔父上は怖いお方だし・・・譲位したほうがいいのかな?と弱気になる端宗。
譲位はダメです!5年間お待ちください!と王妃(定順王后)が引き止め、
噂の出所を知っていたら教えてくださいと淑嬪ホン氏(文宗側室)に聞きました。
すると「首陽大君は靖難のときから玉座を狙っていたと言われてます」と淑嬪。
幼い端宗と王妃がびびりまくってますが、淑嬪は特に首陽派でもないのでしょうか。
そして端宗3年1月15日、人々が橋踏みに夢中の夜、まだ譲位の噂が消えない中、
恵嬪ヤン氏がひそかに錦城大君(世宗六男)に会いに行きました。
譲位するから助けてください!王位がほしいなら言ってくれたらよかったのに!と
噂におびやかされた端宗がとつぜん首陽大君に譲位を言い出しました。
とんでもありません!私を信じてください!と首陽大君が抗議する間も
端宗は小さく震え続けていて演技派の片鱗を感じさせますね。
首陽大君は承旨たちに教書を出させて噂をきっぱりと否定しましたが、
これにより譲位の噂の存在を認めて首陽大君の人柄を裏付ける結果となりました。


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