
★カン・ドジュン(姜道準)/クァンヒョンの実父、両班出身の医官
科挙に首席で合格。その宴の席で昭顕世子に背中を押され、興味のあった医学の道を歩む。名門両班出身ながら、卑しいとみなされていた医官をめざしたことで、両班社会からは変わり者と評された。医官の試験でも首席で合格したが、権力者に尽くす内医院には興味がなく、民を治療する道を選んだ。世子が陰謀で抹殺されようとしているのに気づいて救おうとしていたところ、権力者の手に落ちた親友イ・ミョンファンに陥れられて一族もろとも処分される。このとき夫人は臨月を迎えていた。
★ペク・クァンヒョン(白光炫)/馬医、御医
実在した人物。馬医から御医になり、衿川県監なども務めた。「馬医」では両班カン・ドジュンの息子という設定。大逆人の息子として処分される運命だったが、カン・ドジュンが助けてやった船頭ペク・ソックが自分の娘(ヨンダル)とすり替え、彼の息子としてヨナ島で育てられる。実母は出産直後に逝去。都に出てきた際にヨンダル(後のカン・ジニョン)という女の子と知り合った後、養父のペク・ソックと死に別れ、逃げ込んだ牧場で育ち、牧場の馬医から司僕寺の馬医になった。恵民署首医コ・ジュマンに見出されて医官をめざし、一時期は清国へ逃亡するも、帰国してからは復讐と出世を果たして御医にまでのぼりつめる。もう少し詳しいプロフィールはこちらでどうぞ。
★ペク・ソック(白石九)/クァンヒョンの養父、ジニョンの実父
船頭。医官イ・ヒョンイクの人体実験から逃げ出した折、身重の妻の出産をカン・ドジュンに助けてもらう。妻は妊娠中毒で他界。恩人カン・ドジュンの息子を官軍から救おうと、自分の娘(ヨンダル)とすり替え、クァンヒョンを育てた。都に憧れて島を飛び出したクァンヒョンを追いかけるも、イ・ヒョンイク殺しの罪(真犯人はイ・ミョンファン)を着せられて絶命する。クァンヒョンのことを心の中では「トリョニン(若様)」と呼んでいた。
★カン・ジニョンまたはカン・チニョン(姜知寧)/医女、幼名ヨンダル
ペク・ソックのとっさの機転でカン・ドジュンの娘にされ、楊州の役所の奴婢となった。厳しい生活に耐えられず逃走し、都の悪ガキ界で番を張っていたときにクァンヒョンと出会う。やがてカン・ドジュンが名誉回復したため、カン家の跡継ぎとして奴婢から一転して両班アガシに大変身。その際にカン・ジニョンとなり、カン・ドジュンの親友だったイ・ミョンファンの後見のもと育てられた。奴婢時代のお転婆っぷりと威勢のよさをときどき覗かせる。医女チャン・インジュの鍼術を見かけたのをきっかけに医学の道を志し、清国にも留学した。幼い頃に生き別れたクァンヒョンの行方を捜し続けており、もらったわらじを大事にしている。ドラマ終盤で自分とクァンヒョンが入れ替わっていたと知ると、みずから公表してクァンヒョンを救う。長年の恋を実らせてクァンヒョンと結ばれ、息子を産んだ。
★イ・ミョンファン(李明煥)/ジニョンの養父、御医
サルコジ牧場の馬医だった父親が、神童と呼ばれたイ・ミョンファンの出世を願ったため、チャン医官の養子となる。医生時代にカン・ドジュンや医女チャン・インジュと友情を育むが、昭顕世子の事件に巻き込まれ、親友カン・ドジュンを陥れてしまう。口封じのために医官イ・ヒョンイクを始末し、その現場を幼いクァンヒョンに目撃される。馬医出身であるという過去をひた隠しにしながら内医院で順調に昇進する一方、カン・ドジュンの娘(と思われた)ジニョンの養父となり、彼女と息子を結婚させてカン家の乗っ取ろうと企んでいた。そこへ馬医出身であることを隠さないペク・クァンヒョンが現れ次々と功を立てたため、躍起になって追放を試みる。三医司を牛耳り、重臣たちと手を組んで悪事を重ねるが、最終的には全てが露呈してあの世へ。
★イ・ソンハ(李聖夏)/ミョンファンの息子
カン・ジニョンと姉弟のようにして育つ。イケメンでモテモテ。科挙に首席で合格し、医学習読官を経て司憲府などに勤めるる。幼少の頃はぜんそくをわずらっており病弱だったという設定。母(イ・ミョンファン夫人)が亡くなってからはジニョンが看病してくれていた。やがてジニョンに恋心を抱くも、ジニョンは家族としてしか見てくれず、つねに淡い失恋状態。だが父ミョンファンとは違って清く正しく純粋なおぼっちゃまなので、恋敵のクァンヒョンを陥れたりすることは一切せず、ジニョンを守ることだけに力を尽くし、最後は清国へ旅立った。
★チャン・インジュ(張仁珠)/恵民署の首医女
医女時代に忍び込んだ書庫でカン・ドジュンとイ・ミョンファンと知り合い、切磋琢磨しながら医学を学ぶ親友となる。カン・ドジュン(妻帯者なので)には尊敬の念を、イ・ミョンファンには恋心を抱いていた。カン・ドジュン夫人の出産に立ち会っており、ペク・ソックを除けば、赤子がすり替えられたことを知る唯一の人物。事件をきっかけにイ・ミョンファンとは付き合いを断ち、カン・ドジュンの息子の行方を探し続け、クァンヒョンとジニョンのよき理解者となる。鍼上手として知られ、医女時代から鍼鬼(チンギ)の異名を持ち、彼女の鍼治療を求める患者たちの行列ができた。


コメント