大変だ~!と左副承旨ハン・ミョンフェの別宅へ急ぐ吏曹参判クォン・ラム。
六曹から意見を聞いて何が悪い?今回の件に功臣は口を出さないほうがよい!
そなたのかわりに異を唱える者はいっぱいいるからな!とミョンフェはばっさり。
われわれは独裁者を求めていたわけではない!とクォン・ラムが反論します。
明らかに自分に反感を持っている右副承旨ソン・サンムン(非番)を呼び出し、
議政府署事制は不便が多いからな~と世祖が話しています。
正しい政治をしたいなら功臣を追放すべき!とチョン・ギュン内官に言い捨てて
帰っていくソン・サンムン。“三顧の礼”の例えを出して笑う世祖がこわいです。
ソン・サンムンは集賢殿で、キム・ジル(右賛成チョン・シャンソンの娘婿)
イ・ゲ(学者イ・セクのひ孫でイ・ゲジョンの甥)らと話し合います。
「六曹直啓制は阻止すべきだが力を無駄にしたくないから今回は傍観しよう・・・」。
当の六曹の責任者たち(兵曹参判ホン・ダルソン含)が抗議の進言をしに大殿へ。
誕生日を迎えた孫を抱いて一家団欒中の世祖はガン無視をかましていましたが
賓庁へ行くと大臣たちを「嫌なら辞めろ!」とガツンと一喝。
反論を述べた礼曹参判ハ・ウィジを義禁府に監禁して斬首を命じちゃいました。
その迫力に皆びっくびく~。ホン・ダルソンはすぐさま大殿にすっとんで謝罪。
粛清で支えてくれたそなたをとても殺せないが私情は挟めない世祖は言い、
ひれ伏してびーびー泣くダルソンの前でわざとハ・ウィジへの厳罰を命じます。
世祖はかわいい子分のダルソンをおちょくりつつ脅しているわけですが、
「四肢をねじれ!」という命令がおもしろいほど怖すぎて笑えますね。
震えまくっているダルソンに世祖が「そなたのことは後ほど考える」と言い渡し、
ダルソンは感謝と安堵の涙。それ見たことか!とミョンフェはしたり顔です。
「血の涙を流しています・・・(恨)」と書かれた恵嬪ヤン氏@流刑中の手紙を
大妃父ソン・ヒョンスがひそかに端宗に渡しています。これはヤバイですね。
震え上がった兵曹判書イ・ゲジョンとホン・ダルソンに助けを求められた
領議政・左議政・右議政が世祖をとりなそうと大殿に行くと先客が来ていました。
「殺せ」だの「斬首」だのという譲寧(ヤンニョン)大君の物騒なお言葉が聞こえ
びびりまくる3人・・・。伯父の言葉に世祖はなぜか高笑いしています~。
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