世祖の命令を無視して東宮殿(昌徳宮)に残りつきっきりで看病する世子妃ハン氏。
月山君(ウォルサングン)に続いて二男の者山君(チャサングン)も生みました!と
昏睡する世子に出産を報告して取りすがって泣いていますが、
「一日だけでいいから王位についてくれなきゃ」ってのが正直な気持ちのようです。
って、重態の世子様の床のそばでいくらなんでも大声出しすぎですよハン氏・・・
この事態にムカムカしている世祖は、ぜーったい助けろよ!と御医に命令。
まだ若い盛りに喀血だと?女々しい奴め!海陽(ヘヤン)大君はまだ7歳だ!
私に何かあったらやっと掴んだ王位を誰がつぐのだ!とイラつきを隠せません。
兄上(文宗)が生きていたら私の命があったと思うか?と王妃(貞熹王后)に問い、
兄上の見舞いに朝晩通って枕元で空涙まで流したのに・・・と苦労を話します。
そして文宗の位牌がある文昭殿(ムンソジョン)にかけこむと、
魯山君(ノサングン)を生かすから世子を助けてください!と号泣するのでした。
世子様が危篤のこんなときに辞職ですか?自分で殿下に言ってくださいよ!と
領議政チョン・インジに辞職願を突き返す吏曹判書ハン・ミョンフェ。
考えのない老いぼれめ!今の栄華は誰のお陰だと?とけちょんけちょんです。
辞意を伝えられた世祖も、こうも変わり身が早いとは!と怒鳴り飛ばしました。
別に他意はなかったのに・・・とチョン・インジがビビってます。
王妃が浄業院(チョンオボン)に送ったお米や女官を拒否するソン氏(定順王后)。
愛する夫・魯山君のために一人で糸をつむいでいます。
さて順興(スヌン)では、下人カップルが錦城(クムソン)大君が書いた檄文を持ち出し
安東(アンドン)府使ハン・ミョンジンに差し出しました。
事が発覚したと悟ると順興府使イ・ボフムもすぐに寝返り、密告しに都へ。
世祖から見せられた証拠の檄文を譲寧(ヤンニョン)大君はろくに読みもせず、
錦城ですな!ほーら言わんこっちゃない!始末すべきです!とふんぞり返ります。
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端宗夫妻が哀れ過ぎて、このあたりは見るのがつらかったです。いくらなんでも長老なのに過激なヤンニョン大君や野心家過ぎるハン氏にどん引きです。
「王と私」冒頭で端折りまくっていたこの部分、「妃」でじーっくり満喫し理解が深まりました。
にしても怖い…。
別ドラマですが、トンイ、あらすじ拝見してあまりに爽やか結末で拍子抜けしました(笑)なんだかしっくり来ない~