心は昌徳宮(上王)にあるのに禄は景福宮(世祖)からもらってるだろ?と
世祖に寵愛される左副承旨ソン・サンムンを罵る右承旨ハン・ミョンフェ。
サンムンの父ソン・スンのところには工曹判書キム・ムンギが訪ねてきました。
咸吉道(ハムギルド)都節制使を経て兵を動員する都鎮撫(トジンム)も兼任する
キム・ムンギはパク・ペンニョンの親戚でもありました。
奏聞使が戻ったら錦城大君と寧陽尉を解放すると上王・端宗に話す世祖。
敬恵(キョンヘ)公主のために20人ばかり奴婢を送ると王妃(貞熹王后)は言い
ついでに端宗夫妻に子作りをせかします。(もうお交わりになったのでしょうか?)
王妃様“は”本当におやさしい・・・というこのときの大妃(定順王后)の言葉が
体面を気にする世祖のカンにちょっぴりさわっちゃったようですね~。
そして端宗が義父母のことをいまだ「叔父上・叔母上」と呼んでいると知った
世子妃ハン氏とその姉の桂陽(ケヤン)君夫人が憤慨しています。
そんな折、礼曹参議ホン・ユンソンが恵嬪ヤン氏の手紙を世祖に見せます。
チョ・ユレ(恵嬪仲間)の家僕になりすましたユンソン手下が入手したのです。
端宗はそれを知っても大切に所持している恵嬪の手紙を手放そうとしません。
処刑の決心がつかない世祖の背中をおすのはもちろん譲寧(ヤンニョン)大君。
「今の官僚は世宗から任命された者、今は忠誠を誓っていても上王を支持する、
見せしめに殺さねばならない!錦城大君の処刑をためらうならまず恵嬪から!」
こうして恵嬪ヤン氏とチョ・ユレら数人の死罪が決定しました。
端宗が王妃に拝礼して恵嬪の救命を願うも、王妃は何もしてやれません。
恵嬪に下された王命は、賜薬による自決よりも不名誉な絞首刑。
上王の方角へ拝礼している途中で役人に首を絞められて絶命しました。
世宗の側室として王子を3人産んだ後、端宗の母がわりも務めた末の悲劇でした。
そういやそなた功臣録に載ってなかったな?こりゃいかん!わっはっはー♪と
恵嬪を処刑してスッキリした世祖がざーとらしくホン・ユンソンに言います。
佐翼(チャイク)功臣の三等に任じられたユンソンがルンルンで大殿を後にすると、
ヤツみたいな忠僕を得るのは簡単だが学者一人が手に入れられぬとこぼす世祖。
その手に入れたくてたまらないソン・サンムンは集賢殿の仲間と集っており、
明の使臣が来て宴をひらいているときにコトを起こそうと話し合っていました。
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大阪ではサンテレビで4月8日から「王妃チャンノクス」に続いて「王の女」が始まりましたが、なんとそこに出てくる14代王宣祖が同じイム・ドンジンで全く同じ装束でした。ところがこっちの王様は思ったことをすぐに口に出すあわて者でした。調べると端宗のチョン・テウも光海君の息子で出演予定。今回紐で首を絞められ殺されたあわれな恵嬪のキム・ヘリが人相見で出演予定とか。主役級だけでなくオム・ジャチ内官のキム・ビョンギが光海君の家来、チョン・チャンソン大臣のアン・デヨンがイ・サネという領議政に出世して姿を変えて出ていあました。キム・ヘリなど同じくサンテレビで「風の国」というのが放映されていますが王妃ででています。
いつもの理髪店で韓ドラの俳優が使い回しされているのを発見するのが楽しみのひとつです、と店主が言っていましたがうなずけます。ジーと俳優を見ていてどこかで見かけた人だなと記憶をたどるのも面白さのひとつですね。王妃チャンノクスでおじさん燕山君をしてた人が龍の涙(途中からなので視聴は今度いつか)で別の大王をしているのを見かけたときは番組を間違えたか、と思いました。このおじさんはすぐわかりました。(余談ですが女人天下の美人の王妃様の実のご主人とか。ビックリ)
俳優さんも共演者ほとんどが元共演者ばかりで何の役をしているのか混乱してしてしまわないのですかね。