首陽(スヤン)大君が態度を明確にすればいらぬ犠牲が出ません・・・、
死ぬ覚悟はできているから本心を教えてください・・・と願う右副承旨クォン・ラム。
首陽大君はごちゃごちゃと理屈を並べた後、また涙をためてナゾの高笑い。
大君が示された道を私が整えます・・・と言って大君宅を出たクォン・ラムは、
譲位され大臣にも推されて王になりたいらしいと同副承旨ハン・ミョンフェに相談。
謀叛に体裁もへったくれもない!とミョンフェは笑い飛ばすと、
牛を仕留めるときは一発で仕留めなければならないと持論を披露してニヤリ。
ちょいうざかった左議政チョン・インジも首陽大君の姻戚になったことだし
(チョン・インジの長男が首陽大君の娘と結婚したそうです)
名分づくりと集賢殿の根回しはお前がやれよ!とクォン・ラムに任せました。
ある日、淑嬪ホン氏が仮病を使って端宗を見舞いに来させて密談。
(浄業院より獄中のほうがマシと話していますがそんなにひどいのでしょうか?)
恵嬪ヤン氏が恋しいですか?近況をお教えしましょうか?と端宗に聞くと、
謹慎させられているオム・ジャチ内官を呼び入れ、恵嬪からの手紙を渡します。
祖母がわりの恵嬪が血を吐いたと知った端宗は夜中に泣き出して王妃に抱きつき、
謝る私を首陽大君が氷のような目で見つめていた(涙)と話すのでした。
首陽大君宅では、“ジョン”と名づけられた赤子を囲んで一家がほのぼの団欒中。
明に王妃を認めてもらってくださいと夫人ユン氏に言われた大君が話をそらします。
桃源君に諌められてもハン氏は政治に首を突っ込むのをやめる気はさらさらなく、
ハン氏サイドに抱え込まれている女官サモルが恵嬪に呪詛をすすめています。
朝廷には恵嬪を弾劾する上書が相次ぎますが、首陽大君は米などを贈らせます。
譲位の噂が都に広まり、集賢殿ソン・サンムンが都承旨シン・スクチュを追及する中、
王族の長である譲寧(ヤンニョン)大君が王族と重臣を集めて宴席をもうけました。
宮殿では、司憲府掌令ホン・ユンソンがオム内官に暴行するという事件が発生。
それを知った王妃(定順王后)は激怒し、領議政を呼べ!と命じます。
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