淑儀だった頃は慎ましい振る舞いを私も大王大妃も好ましく思っていたのに
王妃になってからは横暴な振る舞いが目に余りるので廃位を論議してください!と
宗親や重臣たちに懿旨(ウィジ)を下した仁粹(インス)大妃は
領議政チョン・チャンソン、ハン・ミョンフェ(上党君)、孝寧大君を呼び入れます。
殿下の意思なんですか?と明言させたがるチョン・チャンソンを鬱陶しそうに見て、
もちろんそうだけど殿下は言い出しにくいから私が命じてるの!とごまかす大妃。
ハン・ミョンフェだけが「ははーん、勝手に言ってるな」とすばやく悟ります。
3人を困惑させたのは、「孫には罪がないから世継ぎにする」という大妃の言葉。
孫が王位に就いた暁には、母を追い出したとして復讐される恐れがあるからです。
そのことを十分にわかっている王妃ユン氏は、私は世継ぎの母よ!と号泣。
成宗に報告されるように、わざと大声で泣き叫びました。
世継ぎの母にそんなことはできません!と大王大妃(貞熹王后)はもちろん反対。
国母を追放なんてできないしそもそも仁粹大妃が干渉する問題じゃないだろ?と
もともと大妃の口出しを歓迎していない学者たちも不快感をあらわにします。
王妃を煽ったお前のせいだと右承旨イム・サホンを責める都承旨ヒョン・ソッキュ。
意向をうかがいに大殿に来た領議政・上党君・孝寧大君の3人に成宗は、
私に人を見る目がなかったのは確かだが国母なので穏便な収拾を・・・と望むも、
投書の真相を今すぐ追究すべきという3人の主張に従い捜査開始を認めました。
捜査担当の義禁府判事で左賛成ユン・ピルサン(反王妃派)はニタリ♪
王妃お付きのサモルがさっそくチュリで痛めつけられて白状しちゃいました。
王妃実家の義姉(兄の妻)や使用人が捕らえられて取り調べられた結果、
呪術書は元谷城県監イ・グルブンの妻の実家から借り使用人が写したことや
義姉が投書を書いて使用人に届けさせたこと、砒素は母シン氏が渡したこと、
すべては王妃の指示だったらしいということが判明しました。
それでも明確な命令を何も下さない成宗を仁粹大妃が呼びつけ、
『后妃伝』の一節を読み上げながら「世継ぎも廃嫡しなさい!」と命じました。
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クリックしても開かないのですが。。。
どうしても読みたいので宜しくお願いします~。
^^;)