大勢の連座と承旨二人に促されても「母上が・・・」とクヨクヨしていた成宗が
やっとこさ復位の王命を書きかけたとき、仁粹(インス)大妃が大殿前にご登場~!
私が復位を願うからあーたたちは帰りなさい!と領議政らに命じて部屋に入ると、
復位の王命ならどうぞお書きに♪と意外にも成宗に笑いかけました(こわー)。
文言は「王妃の不徳は目があまるが今回は不問に付す」がいいと嫌味をかまし、
え・・・それはちょっと(汗)と成宗が嫌がった結果、ただ「復位」と書くことに。
あ~そうそう復位させてもいいけど寿康宮(スガングン)で暮らさせなさいよ!と
残酷すぎる条件を付け加えるのを忘れない仁粹大妃なのでした。
次に仁粹大妃は夜更けにもかかわらず大王大妃(貞熹王后)殿へ乗り込み、
嫁の管理は姑の私がしますから王妃をかばわず手を引いてください!と宣言。
「過去の恨みはこの際忘れるから私のことも恨むな」って言ってますけど、
色々あっても成宗を王にしてくれた大王大妃にその言葉はナシでしょう~。
大王大妃様にはクソ生意気な仁粹大妃の廃位をおすすめしたい気分です。
あの女を寿康宮に一生閉じ込めて世継ぎには会わせない!と誓っていた大妃が
王子を療養させているカン・ヒメンの家を華々しい行列を従えて訪ねました。
王子~♪♪♪と両手を広げて孫を誘うも、寄ってこない孫にあからさまにムッ。
やっぱりあの母の子ね!と大妃が憎々しげに孫を見つめて帰って行きます。
赤子のうちに離れているのだから人見知りされても仕方ないですよねえ・・・。
わが子と引き離され、産室庁も設けられないまま、王妃ユン氏が臨月を迎えました。
息子を産めば母上も許してくれるだろう・・・とマザコン成宗はかなり楽観的。
息子を産んでもダメダメ~と左賛成ユン・ピルサンがユン淑儀の部屋で笑ってます。
で、王妃はまた王子を産んだのですが、王室が喜びにわく中、大妃だけが仏頂面。
「“今度は”殿下似でなければね」と強烈な当てこすりで成宗を祝いました。
まだ王妃を許さないのか?とハン・ミョンフェ(上党君)や孝寧大君も憤慨。
王妃を阻害する名分が薄れた仁粹大妃から「弘文館の学者が目障りだわ~」と
相談された従兄ハン・チヒョンはユ・ジャグァン(武霊君)を訪問しました。
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何故この人が3大悪女の一人ではないんでしょうか?ナンジョンやヒビンよりよほどたち悪い