このところ落ちぶれて政界から遠ざかっているユ・ジャグァン(武霊君)は
ハン・チヒョン(仁粹大妃従兄)来訪の意図をすぐに察して王妃や学者を批判。
オレが動いてやるから出世させてよね・・・と要求するのも忘れません。
ユ・ジャグァンをまったく信用していない仁粹(インス)大妃が鼻で笑ってます。
ユ・ジャグァンはまずたくさんの贈り物を携えて都承旨ヒョン・ソッキュを来訪。
ヒョン・ソッキュを絶賛し成宗へのとりなしを願うも、贈り物を放り出されます。
次にユ・ジャグァンが近づいたのは、都承旨に反感を抱く右承旨イム・サホン。
王妃様を救うために動いてくれ!と演説して抱き込んでしまいました。
次男を産んだ王妃ユン氏は産後の肥立ちが悪く、成宗にも来てもらえません。
気の毒に思ったクォン淑儀が、母シン氏を寿康宮に呼んであげました。
仁粹大妃はクォン淑儀を叱った後、なんと寿康宮へ行き、王妃をねぎらうと、
「長男の嫁(=月山大君夫人パク氏)のかわりに二人も産んでくれたんだし
体も辛そうだからもう産まなくていいわ♪」と超答えにくいお言葉をかけます。
孫を見ながら微笑んでいたのに、昼食を出されたとたんに大噴火して帰りました。
「何をするかわからないから王妃がいる場では食事を出すなと言ったのに!」と。
母の動向に一喜一憂していた成宗が抗議しに行くと、お茶を入れて待っていました。
王妃なら毒を盛りかねない!世継ぎの母だから態度がデカいのよ!と非難されると、
王妃には会えなくてもいいから世継ぎは守ってほしい・・・と成宗が泣いて懇願。
すると仁粹大妃が満足そうに笑い、「王妃の影すら眺めるな」と言い渡しました。
見かねた大王大妃(貞熹王后)はハン・ミョンフェ(上党君)や孝寧大君に相談。
結論は「妻は捨てても母を捨てた王はいないが、世継ぎが気がかり」のようです。
兄の月山大君に責められた成宗も「この世でただ一人の母上は捨てられない」とか。
イム・サホンの指示で、大司諫ソン・ビジャンが都承旨ヒョン・ソッキュを弾劾。
都承旨がエラそうだというあからさまな個人攻撃の上書を受けた成宗は、
不仲な承旨を引き離す!と、イム・サホンを大司諫に、ヒョン・ソッキュを大司憲に。
この人事を仁粹大妃は、井の中の蛙が大海に放たれた♪と大笑いして喜びました。
「ヒョン・ソッキュが殿下から離れたから網を張っていればいい」そうですよ。
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ほんとです!すっかり見落としてました。先ほど作業しました。
助かりました~。いつもありがとうございます。
王と妃も150話をこえてきて残り30話ほど。
「ああ女人天下ならもう終わってる話数だわー」と思うと
さびしくなってきました。