昔を思い出した世祖が、死ぬ前に何か望みを叶えてやると粋嬪ハン氏に言います。
息子を王にして!とはもちろん言わず、義父上の亡き後が心配ですと答えるハン氏。
では世子(後の睿宗)に王子たちのことを頼んでおこうと世祖が請け負います。
すると、義父上の業を私に受けさせてください、私が看病しますとハン氏が切り出し、
王座以外なら何でもやるという世祖に、「領議政の座をください」とズバリお願い。
「どうせなら領議政の娘を嫁にもらいたい」とその理由を説明しました。
考えてみようと答える世祖に、このご恩は一生忘れませんとハン氏が礼を言います。
宮殿に来られて喜ぶ者山君(チャサングン)の姿に、嬉しそうな王妃(貞熹王后)。
桂陽君夫人ハン氏がすかさず涙ぐみ、粋嬪らが本来の後継者だとアピールします。
「父の暮らした東宮から兄の月山君(ウォルサングン)は目をそむけたのに、
者山君は駆け込んで父の席に座りひじ掛けをなでて泣いていました」と
孫のようすを王妃が世祖にしらせて二人でしみじみしていたのも束の間、
聡明な者山君が父親の後を継いでいたら名君になったでしょうという王妃の言葉に、
世子の何が不満だ?月山と者山の出入りを禁ずるぞ!と世祖がブチ切れました。
翌朝になっても世祖は王位を退かず、退位を進言したヤン・ジョンを投獄しました。
馬と弓矢の名手だったヤンは、卑しい身分でしたが、癸酉靖難で手柄を立てて出世。
愚直な言動が多かったため、ハン・ミョンフェが彼を北方に派遣していたそうです。
そのハン・ミョンフェにハン・チヒョンが粋嬪の「大妃になる」という野望を伝え、
領議政にするからヤン・ジョンの件は静観してくださいと持ちかけました。
私を信じて行動に出た者を出世のために見捨てられない!と断るも、
結局ミョンフェは粋嬪からの提案を受け入れたらしく静観を決め込んでいます。
ホン・ユンソンとホン・ダルソンは憤り、世祖を「あの男」呼ばわりします。
世祖が突如「決着をつけに」ミョンフェの家を世子を連れて訪問しました。
その動きを王妃付きのイム尚宮がすぐさま粋嬪ハン氏に報告してまーす。
誥命(コミョン)を聞いて世子のことを支えてほしいと世祖はミョンフェに頼むと、
ヤン・ジョンをどうするべきだと思うか?と問いかけました。
「生かせば殿下の威厳が失墜するから生かしてはいけません」とミョンフェ。
癸酉靖難の日に戻り幼君を守った後は人知れず野に下りたかった・・・と話す王に、
歴史は殿下がつくったのです・・・!とかつての盟友が励ますように断言します。
こうして、靖難の二等功臣であるヤン・ジョン(楊山君)が首を斬られました。
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おっしゃるとおりコピペの後に消し忘れていたようで重複です。
超ヘンな文章のままアップしてましたね(汗)
ご指摘いただいて助かりました。ありがとうございました!