それくらいでは死にません生きる気力が大切です・・・と平然と話す粋嬪ハン氏。
頭から血を流しても生き続けたキム・ジョンソの例を出してその場をドン引きさせ、
賜薬を二杯飲んでも足らずもう一杯飲んだという安平大君の逸話もさらに引用。
幼い大君が成長するまで少なくともあと10年は生きてくださいと畳みかけます。
大妃(貞熹王后)と二人になると「斉安大君が即位したら摂政しては?」と提案。
すると大妃は、王位継承の可能性として月山君や者山君の名前を出しました。
待ち望んでいたこの事態に、粋嬪は大歓喜~~~!!!!!
大妃は粋嬪の野心を見通した上で、世祖の位牌に将来を相談しています。
形勢有利なハン・ミョンフェに急に協力的になったチョン・チャンソン(蓬原君)。
ハン・ミョンフェがイ・ジュン(亀城君)のことをちょいちょいっと吹き込むと、
ナム・イと仲間です!取り調べるべきです!と大妃に訴えてくれました。
その亀城君にはユ・ジャグァンが粋嬪の悪口を言い、王位をほのめかしています。
昌徳宮では再び睿宗の具合が悪くなり、チョン・ギュン内官が外の者を呼ぶも、
粋嬪に追従している内官たちはすぐに駆けつけず御医を呼ぶのも遅れるありさま。
やがて睿宗は危篤に陥り、「明日までもたない」と御医が診断を下しました。
さっそく深夜の思政殿に集まり次の王をめぐって喧々諤々する功臣たちに、
者山君を王にするのが大妃様の意向だ・・・と勝手に告げるハン・ミョンフェ。
こういうときは王族が仕切るべきですが、当時、権威があるのは孝寧大君くらい。
大妃も王妃も外戚に力がなかったため、粋嬪の勢力の前には皆が従ったそうです。
そんな中、者山君が宮殿へ出発~。使用人たちが早くも「殿下~」とひれ伏します。
そして朝。一晩中昏睡状態だった睿宗が遺言も残せないまま息を引き取りました。
辰の刻にシン・スクチュが死亡を確認し、左承旨イ・グクチュンに兵の手配を指示。
さすがに政丞を長年務めただけあって王室の弔事には慣れていますね。
5歳の斉安大君を喪主にすべきでない!とハン・ミョンフェが大妃に訴えます。
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