花降る夜、隠月(ウンウォル)閣の前で二人きりになった世子フォンとホ・ヨヌ。
世子がユン・ボギョンと会ったことの誤解も解け(嫉妬?七去だぞ♪と世子)、
二人のラブラブ度はさらに高まり、世子は妃にヨヌを迎えたくてたまりません。
もらった鉢植えからは薬草サンチュが生えてきて、その理由にまたウットリです。
「待つことの大切さと民の思いを知ってほしい。兄への怒りを鎮めてほしい」。
ところがヨヌの処女単子(チョニョタンジャ)は提出されておらず、世子が憤慨。
兄のヨムはひれ伏して謝りつつも、妹を王室に嫁がせたくないと明かしました。
外戚の娘ボギョンが内定しているうえ三揀擇に残ったら一生独身だからです。
(王の配慮で後宮にすることもあり、それがヤンミョン君の母・禧嬪パク氏とか)
オトナの事情を知った世子が「正当な揀擇をしてください!」と成祖に頼むと、
揀擇を主管している大妃さまに頼むかパパを説得してみろ!と言われました。
そこで世子は成均館のホン・ギュテを動かし、揀擇の件で儒生に上奏させます。
「大提学の娘(ヨヌ)との結婚を考えてみるとは言ったが約束はしていない」。
成祖に言われてショックなヤンミョン君(世子の異母兄で庶子)は放浪の旅へ。
成祖もそんな息子が哀れなようで、気分を晴らそうとミナ公主に会いに行きます。
でもミナ公主も長命縷(チャンミョンシル)をヨムにプレゼントしたりと恋愛中。
ホ文学と結婚したいですウフッ♪と色気づいたミナ公主に頼まれちゃいました。
儀賓(イビン=王の婿)になると政治できない!優秀な人材だからダメ!と成祖。
じゃあ私は不細工なアホ男としか結婚できないのですか?とミナ公主が泣きます。
儒生を扇動するとは世子もなかなかやるじゃないか・・・と感心した成祖は、
世子嬪の内定者の撤回と親揀(チンガン=王みずからが揀擇すること)を宣言。
官僚と公平に選ぶことや、民の負担を考慮して再揀擇のみすることも決めます。
大妃ユン氏に抗議されると、ウィソン君事件を沈黙して孝行してきたと反論。
再揀擇に残った3人には「余の価値を金で換算したらいくら?」と質問しました。
お金のことはわかりません・・・と答えにならないチェ・サンジンの娘。
天と海は計れません!といい子な回答なのはユン・デビョンの娘ボギョン。
そしてヨヌは「一両です」と皆を驚愕させた後で屁理屈かまして感心させました。
(「貧しく飢える民にとって一両ほど切実で大切なものはない」んだそうです)
めでたく世子嬪に選ばれたヨヌは、結婚まで隠月閣で暮らすことになります。
家族と離れて泣くヨヌが尚宮にもらった手ぬぐいを見ると、世子のメッセージが!
窓を開けると世子がいて、口技(クギ=一人で何役も演じる技芸)をスタンバイ済。
今回は内侍ヒョンソンが冒頭の桜吹雪やらこの人形劇やらで大活躍ですね。
若い二人がラブラブな頃・・・大妃は国巫チャン・ノギョンにこう命じました。
「護衛が厳重で手を下せない。星宿庁を守ってやるから『月』を消しなさい!」。
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