宣祖の最後の食事のことで臨海君(一応王族)に責められたキム・ケシ尚宮は、
「大妃が箸をつけなかったとでも?宮殿を攻めようとしましたね?謀反ですよ!」。
ヤリこめられた臨海君が院相イ・サンヘ(イ・サネ)や大臣のいる賓庁へ行くも、
たわごとを聞く暇はない!弾劾されますよ!とここでも相手にしてもらえません。
さすがに光海君の下ではやりづらいのか、領議政ユ・ヨンギョンが辞職願を提出。
「薬房都提調として先王を守れず、今は院相がおり、先王時代に弾劾されたので」。
先王の重臣をむげにはできないと光海君が慰留すると、キム尚宮は大憤慨。
殿下を苦しめてきた領議政も臨海君も追放よ!とユ・ヒブンに指示しました。
完山(ワンサン)君イ・チュクが領議政を弾劾しますが、光海君に却下されます。
臨海君を弾劾したいユ・ヒブンが、カン・ホンリプ(耐村)に協力を求めました。
崩御されたばかりなのにまだ早すぎる・・・とまた今回も動いてくれません。
そんなカン・ホンリプいわく、国葬中に仁嬪が外出するのは法度に反するとか。
それでも臨海君を責める上書が出され(私邸の件や武器を隠し持っていた件など)、
大妃(仁穆王后)も王妃ユ氏も処分には反対ですが、キム尚宮はもちろん乗り気。
罰するにしても命を守れる策を考えてくれ・・・と光海君が臣下にお願いします。
宮殿に来ていた臨海君は「流刑よ♪」とキム尚宮に言われておののいたらしく、
女官から奪った衣をかぶって逃げようとして門番に怪しまれて捕まりました。
このシーン、カッコ悪すぎてかーなーり笑えますよ。必見なギャグです!
放置するともっと悪いことをするかもしれないから命を救うために罰するという
逆説的な理屈である「全恩(チョンウン)説」に基づいて臣下が島流しを決定。
珍島(チンド)は遠いから都の屋敷を見張るだけじゃだめ?と聞いた光海君は、
だめですっ!臨海君の命を助けるためです!と元老大臣に反対されちゃいました。
次は一刻も早く領議政を罷免してください!とユ・ヒブンが光海君に直訴。
次の領議政は完平(ワンピョン)府院君であるイ・ウォンイクに決まりました。
ついでにイ・イチョムらの放免も求めると、「まだ時期が早い」と断られます。
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