光海君5年の4月、庶子集団「江辺七友(カンビョンチルウ)」のソ・ヤンガプらが
(庶子ではありましたが父親は元領議政など全員が名門家の出身だそうです)
商人からお金を奪って殺した事件で左捕将ハン・ヒギルから審問を受けました。
(明の差官が泊まる南別宮に乗り込んだのも実は彼らだったとついでに判明)
イ・イチョムと結託しているハン・ヒギルは、謀反事件に仕立てようとハッスル。
メンバーの一人パク・ウンソ(やっぱり三田村邦彦「張禧嬪」のヒジェ!)に、
ソ・ヤンガプの家から出てきたこの詩は永昌大君と光海君のことだよな?と
「真龍未起 仮狐先鳴」の詩を突きつけ、仲間も助けてやるとささやきました。
こうしてパク・ウンソが延興府院君キム・ジェナム(大妃父)の名を出しますが、
その後の審問では詳しい供述をせず仲間のソ・ヤンガプへと続きを引き継ぎます。
イ・イチョムは事件でホ・ギュンの名前が出ないように裏から手をまわしました。
私を信じて!と大妃(仁穆王后)に泣きつかれても、王妃ユ氏は冷たい反応。
そこへキム・ゲシ尚宮が大妃実家に巫女が出入りしていたことを自慢げに告げ、
拝陵の日取りを占っただけなのに!と大妃が説明してももう事態は手遅れでした。
巫女との連絡役を果たしていた大妃実家の使用人オ・ユンナムが捕らえられます。
圧膝(アプスル)にも屈しないソ・ヤンガプに、イ・イチョムはイライラ。
そんな折、大妃父キム・ジェナムを弾劾する上書が司諫院から届きました。
光海君は、あえて謀反ではない別のことを理由にキム・ジェナムを罷免します。
(漢江付近に許可なく建物を立て、無許可で宮殿に泊まったという理由とか)
キム・ジェナムの罷免は、今後1000人もの人を巻き込む大きな乱の始まりでした。
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