父キム・ジェナムの死から4ヶ月後、永昌大君と引き離されてから3ヶ月後・・・
差備門は閉じられ、大妃(仁穆王后)は母の居場所も大君の居場所も知りません。
明日は誕生日だから光海君夫妻が挨拶に来たら聞ける・・・と期待していたのに、
キム・ゲシ尚宮に助言された王妃ユ氏は自分は行かずにパク尚宮を送ることに。
ついでにキム尚宮は「殿下がどの側室を訪ねるかの采配は私にお任せください」。
(側室たちからの賄賂の額に応じておわたりを割り振っていたもようです♪)
差備門の出入りにキム尚宮が目を光らせ、パク尚宮が持っていた贈り物も没収。
大妃に挨拶に行こうとした世子夫妻もシャットアウトされてムカついています。
久々の訪問客に大妃らが喜ぶも、口止めされているパク尚宮は何も喋れません。
あわれな大妃の誕生日を祝って、仁嬪や定遠君たちが私家でチョルをしています。
このとき定遠君は34歳で、後に仁祖となる長男の綾陽(ヌンヤン)君は19歳、
綾原(ヌンウォン)君は17歳、謀反に巻き込まれる綾昌(ヌンチャン)君は15歳。
息子が3人とはまためでたいですね。さすが仁嬪の血筋だと思ってしまいます!
大妃がキム・ジェナムの供養を勝手におこなったと知ったキム尚宮がムカーッ!
さらに大君の行方を尚宮から聞いた大妃は、手紙と銀貨を江華島へ送らせます。
この手紙を書くシーンがやたらと長く、突然パンソリが流れてびっくりしました。
今回は貞明(チョンミョン)公主がいきなりデカくなっていたのにも驚きです。
“天下のキム尚宮”が“朝廷の政を牛耳る礼曹判書イ・イチョム”の屋敷を訪問。
部屋ではキム尚宮が上座にすわっていて少し意外。側室扱いだからでしょうか?
「獄事を起こしましょう!殿下と王妃様を害するための祭祀を大妃がしました。
それだけじゃなく永昌大君の無実を訴えて調査を願う明に手紙を送ったのですよ?
別監パン・シンウォンの妹ウィリ(大妃殿女官)の母から聞いた情報です。
廃位させなければ。司憲府や司諫院が何のためにあると思っているのですか?」。
江華島に手紙や銀貨を送ったのはよいがその他は許せない!と光海君は激怒。
審問のため別監が呼ばれ、再登場した女医隊が大妃殿の女官を引きずり出します。
光海君はコントみたいな怒り方で親鞫(王みずからの審問)をするのでした。
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