朝鮮をバカにするやつは皇帝でも許さない!と勇ましい世子(後の譲寧大君)。
明の勅使ファン・オムは怒って去り、太宗(テジョン)は世子連行を命じます。
ところが内禁衛が捕らえに来たのを見た世子はトンズラしちゃいました。
明側は、世子が大砲訓練をしている!倭と一緒に明を攻めるつもりか?と指摘。
倭国の襲来に無傷だったとは考えられない!倭と密通してるだろ?と、
ある書類の写しを出しました。(高麗勢力スパイ内侍チョン・イルチの仕業ですね)
事実無根です!と礼曹判書ファン・ヒが主張するも、書類を“写し”だと口走り、
やっぱり事実じゃん!とファン・オムは馬と兵の提供と世子の人質を迫ります。
中軍将キム・ハルロ(世子妃父)は憤り、兵曹判書イ・スクボンは戦争する気満々。
国力の差を知る領議政ハ・リュンは、黙れ!と一喝します。
成均館で演説をぶちかましチョン・インジら儒生を蜂起させる世子を、
忠寧大君(後の世宗・三男)が制止して、太平館に謝ってくださいと頼みます。
世子は聞き入れず、また演説をして民を熱狂させ、太平館へと向かいました。
そして、無礼を謝れ!要求を撤回せよ!と太平館前で座り込み。
儒生には簡単に手を出せない・・・ということで太宗も重臣も弱り果て、
カン・サンインが内禁衛を率いて力づくで座り込みをやめさせました。
そんな中、チョン行首はチョン・インジを助け、儒生たちに支援を申し出ます。
世子と儒生らの騒ぎを助けて朝鮮を混乱させようとしているのですね。
世子との対峙を目撃して忠寧大君の正体を知ったユン・フェは、屋敷に押しかけ、
勅使に謝れなんてどの書物に書いてあった?謝っても結果は同じだよーん♪と
嫌味を言うだけ言うと去っていきました。
太宗が世子を叱り付けていると、こうなったのもあんたのせいでしょ!と
元敬(ウォンギョン)王后が怒鳴り込んできました。
でも太宗は世子に庶民の服を着せて宗廟で謹慎させます
孝寧大君(ヒョニョンテグン・二男)は上王・定宗に仲裁を頼みますが、
あいつに王の資格はない、人質に出されたらお前が王だと話します。
三男の忠寧大君のほうも、世子救出の策を見つけようと悩み、ユン・フェのもとへ。
明は朝鮮に家来でなく仲間になるのを望んでいるのだと教えられます。
高麗復興勢力のワン・アンはダヨンの父ハン・ヨンノに接触し、
明と朝鮮の戦が始まったらその隙に朝鮮を討とうと誘い、
高麗王朝が復興したらダヨンが最初の王妃(!)だと持ちかけました。
ダヨン父は高麗王朝の信頼厚い人物だったようです。
ダヨンは、父の謀反を告発して身分を上げろとチャン・ヨンシルをそそのかします。
幽閉されている世子のもとに、世子妃が楚宮粧(チョグンジャン)を派遣。
謹慎中だから余計にそそるのか、二人は燃え上がっているようです。
王妃は大君たちを集め、宗廟へ行って世子支持の姿勢を示せと言います。
それはまずいんじゃ・・・?と大君たちは諸手を挙げて賛成してはくれず、
じゃあ私が行くわよ!と王妃が外に出ると、世子妃が待っていました。
仲良く宗廟へ向かう嫁姑は、護衛するカン・サンインが命がけで止められます。
その夜、忠寧大君は、世子を人質にすべきです!と太宗に主張しました。
スポンサード リンク
チャンヒビンでも清朝の猟銃の要求にスクチョンが怒るところがありましたが、
明の時代も困らせられてたんですねえ。小国の哀愁・・・
>高麗王朝が復興したらダヨンが最初の王妃(!)だと持ちかけました。
>ダヨン父は高麗王朝の信頼厚い人物だったようです
わー、さすが比較的初期だけあって、まだ高麗王朝復権だなんて言って
られるのね・・とおもいました。はったりにしても、後期だったらはったりに
しもならなさそうです。いま高麗の【千秋太きさき」と映画「露花店」をみて
いたので変な感じですー。
>幽閉されている世子のもとに、世子妃が楚宮粧(チョグンジャン)を派遣。
>謹慎中だから余計にそそるのか、二人は燃え上がっているようです
うーん、これをパクサンミンさんが・・・
くらくらしてきました・・・(爆)