第11話「賭けの代償」
片時も離れないような夫婦の愛情は皇族には当てはまらない!と言うと
お酒で悲しみを紛らせる王政君に着物をかけてやり去って行く簫育。
王政君は、愛する夫の子を授かりたいと、亡き母と天に祈ります。
皇太子妃・王政君が簫育の前で涙を流したと知り、傅瑤は大満足。
でも王政君にトリコな簫育はさりげなく王政君をかばっています。
皆がお面をつける“鬼やらい”の日、簫育は王政君に駆け落ちを必死に誘います。
傅瑤はその姿を皇太子に目撃させようとしますが、皇太子は全く気づかず。
簫育の熱意も空しく、王政君は皇太子からもらった髪留めのことを気にします。
恋に破れた簫育は、賭けに負けたと傅瑤に申し出ました。
王政君への嫉妬もあって傅瑤は激怒し、王政君を殺せと刀を渡すも、
その刀で自分の腕を刺そうとする彼を必死に止めてますますムキーッな傅瑤です。
その後、簫育は西域へと発ち、王政君が彼にもらった簫を吹いています。
相変わらず傅瑤に夢中な皇太子ですが、王政君の懐妊を知るとすっとんで帰り、
皇后からも父としての心得を説かれ、すっかり王政君のそばに居つくように。
そんな王政君に、傅瑤と馮媛は男子を授かる像を贈りました。
ある日傅瑤とすれ違った張婕は半年も挨拶に来ない傅瑤を責めつつ、
もうすぐ開かれる宴で不慮の事故を起こせばいいと教えて高笑い。
その宴を抜け出して散歩する王政君に、鼻緒に細工をされた靴が渡され、
階段から転がり落ちてしまいました。が、幸いにも子供は無事でした。
さらに公孫夫人は、割れた像の中に呪いの銅像が仕込まれているのを発見。
傅瑤の実家の兄たちに大金を渡し、養女である傅瑤の出生を聞き出しました。
その夜、公孫夫人は王政君に16年前の昔話と傅瑤の悪巧みを明かします。
王政君の母の無実を知る公孫夫人は、陰ながら王政君を庇い続けてきたのです。
傅瑤に取り入りたい尹(いん)夫人は、公孫夫人が過去を調べたことをご注進。
廊下で、王政君・公孫夫人VS傅瑤・尹夫人・靴を渡した女官がすれちがいます。
母が王政君の母に嵌められたと思っている傅瑤は積年の恨みをぶつけました。
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