第12話「いばらの道」
なぜ傅瑤にあれほど憎まれるのか・・・と公孫夫人に相談する王政君。
証拠もない今は誰にも言わず柔をもって剛を制しましょうと公孫夫人が答えます。
そんなとき、傅瑤も懐妊!皇太子はまた傅瑤のところに入り浸ってます。
王政君が傅瑤に、かわいい妹ができるのを祈ってるわと言う場面がいいですね♪
七夕の日、王政君に誘われた馮媛は、灯篭を流して李元児を偲びます。
その頃、傅瑤も李元児に謝りながら灯篭を流していました。
そこへ王政君が現れ、傅瑤もを責めますが、傅瑤は王政君に戦いを挑みます。
引っぱたき合いが始まり王政君が堀に落ちるも助けられ、産気づいて皇子を出産。
目覚めた王政君は、これまでの傅瑤の企みを皇太子に告白します。
傅瑤はもちろん涙で否定して、王政君は皇太子に責められます。
そして馮媛は自慢の美脚を武器に、側室・孺子(娥子)になりました。
紀元前49年、宣帝が崩御し、皇太子が元帝に即位。
王政君は一旦婕に封じられ、その3日後に皇后になったそうです。
傅瑤は皇子を産み、馮媛も身ごもり、寵愛争いは世継ぎ争いへと進化。
張婕は宣帝からもらった髪飾りを前に嘆き悲しんだ後、亡くなりました。
三年後、傅瑤は婕に昇進し、元帝は相変わらず彼女を寵愛しているようで、
婕の上に昭儀という位を新たに設けて傅瑤を封じ、馮媛は婕に昇進しました。
で、張婕の宮女だった瓊(けい)が傅瑤付きとなります。
五年後、節句の夕食で、元帝は王政君・傅瑤・馮媛と皇子たちとの約束を放置し、
他の若い董美人のところへ。もうトウのたった彼女らに皇帝の寵愛はないのです。
「礼記」の暗誦に詰まった皇太子・驁(王政君息子)を助ける送る康(傅瑤息子)。
馮媛の息子・興は天真爛漫で立派な食いしん坊に育っています。
傅瑤は皇太子を助けたやさしく欲のない息子を叱りつけて野心を叩き込み、
王政君は皇太子だからと油断せず勉強に励めと厳しくしつけるのでした。
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