第3話「運命の悪戯」
側室・張婕は王政君の個性的な髪型に目をつけて部屋へ連れ帰ったのでした。
白髪をお抜き!と命じられてもすぐには抜かずにおすすめの漢方を教え、
張婕が髪型にご満悦なところでさっと白髪を抜いちゃう賢い王政君です。
その頃、残りの四人は園遊会での皇帝・宣帝の御用係を命じられ、大喜び。
でも下っ端なのでお目通りなど夢の夢とわかってすごすごと追い払われます。
その帰り、見事な簫(しょう)の音を奏でる若いイケメン(設定)にうっとり♪
部屋に帰ると王政君も戻っていて、五人はおしゃべりに花を咲かせるのでした。
張婕の髪結いを担当するようになり仲間にも頼られるしっかり者の王政君を、
傅瑤がじーっと見つめていますが、そろそろ何かやらかしそうですね。
余談ですが皇帝は夜伽のたびに髪飾りをくれるそうで、
張婕様は50以上も持っているのよ!とお付きの女官・瓊(けい)が自慢してます。
ある夜、宮殿のうら寂しい部屋に入った五人は、巫女のような老女と遭遇。
お前たちの一人が皇后の座につく・・・と予言されました。
傅瑤(寝床でもアイシャドウしっかり)は王政君が皇后になる夢にうなされます。
その後、城外に出かける五人。傅瑤は皆から離れて露天商の兄と密会しています。
傅瑤を除く四人は、みかんをお手玉のように操る見世物をしている男と遭遇。
それは先日見かけた簫の楽士で、彼は王政君だけにみかんを差し出します。
張婕が王政君に香袋の製作を命じ、一人だけ漪蘭殿へのお供が許されます。
出世のきっかけがほしくて王政君に働きかける友(王昭君は興味なし)の中から、
王政君は縁起のよい孔雀豆を取ってきた李元児を同伴者に選びました。
当然、傅瑤と馮媛はおもしろくなく、傅瑤は李元児に聞こえるように
わざと嘘の作り話をしました。それを信じた李元児は王政君に話し、
二人は七夕前夜の漏前五刻に名前と願い事を添えた灯篭を流しました。
それを傅瑤が拾い上げ、「政君は皇后になる」という願い事にすり替えます・・・
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