第4話「冤罪」
傅瑤は張婕が使う香り袋にこっそりと花粉を仕込みました。
さっそく張婕にアレルギー症状が出て、王政君と李元児は暴室に放り込まれます。
そんな折、「皇后になる」という願いごとを乗せた王政君の灯篭が見つかり、
正々堂々と名が書かれていたことから、王政君は無実だと濁舎人は推察。
しかし二人にムカついている張婕は厳しく拷問して自白させようとしました。
厳しい拷問を受けた李元児は、灯篭の話は傅瑤から聞いたと告白します。
濁舎人から追及された傅瑤は罪を否定しながら李元児の身元が怪しいと主張。
李元児が以前自害した李美人(張婕のライバル)の姪だとわかりました。
李美人は張婕にさまざまな嫌がらせをうけて流産した末自殺したのです。
身元がバレた李元児は自分の罪を認めて王政君の無罪を訴えると、
あなたは強く生きて・・・と言い残し、おばと同じように屋根から舞います。
その遺言を守るかのように、王政君は厳しい拷問にも耐え続けました。
李美人の親戚だからってたかが家人子を殺すなんて張婕も焦ってるのね~と
宮中では女官たちが皮肉たっぷりに噂しています。
張婕の命令で濁舎人がいよいよ王政君を殺そうとしているところに、
皇后付き最高位の女官である公孫夫人が登場。濁舎人はひれ伏します。
公孫夫人が王政君の主張を皇后に伝え、罪は免除。暴室での服役が科されます。
友の残酷な境遇に泣き喚く馮媛。どうにもならないと言い聞かせる王昭君。
傅瑤は善良なふりをしながら王政君への疑惑を深めるような発言をして、
馮媛が王政君に反感を持つように仕向けます。
腹の虫がおさまらない張婕は、王政君を暴室で自然に死なせろと命令。
彼女だけにことさら過酷な労働と懲罰が科され、食糧も与えられないのでした。
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