第30話「信じる心」
恭王(傅瑤息子)の息子・欣が疫病にかかり、定陶の地は大騒ぎ。
恭王の嫁・丁姫はあいかわらず息子に会わせてもらえず可哀想です~
なぜ会わせてくれないのですか?と丁姫が傅瑤に頼んでも、
お前のせいで二人も病気になった!康(恭王)を返せ!と迫る傅瑤。
でも冷水を浴びて快復を祈る丁姫の姿を見て、欣を抱かせてあげてます・・・
後日また欣を取り上げて嫁を泣かせてましたけど。
自殺をはかった前皇后・許娥は精神を病み、死産した子の幻覚を見るように。
そんな状況に追い詰めた淳于長は女好きらしく、妓楼に入り浸り、
前皇后と関係したことや下賜された玉をもらったことを自慢しています。
それを聞いた槃宮女が趙合徳にチクり、やがて成帝の耳に入りました。
許娥の全てを奪ったのに命まで奪うなんて可哀想じゃ・・・?と飛燕。
班婕(班恬)が子供を生んだときのために備えているのだと合徳が話します。
信頼していた淳于長の裏切りに怒った成帝は、淳于長を打ち首にするとともに、
皇太后(王政君)に知られる前に許娥に毒酒を飲ませろ・・・と命じました。
陛下からのお酒よ・・・と何も理解していない妹にぶどう酒を差し出す姉。
私がぶどう酒が好きなことを覚えていてくれたのね・・・と許娥が飲み干しました。
さらに合徳は、班恬だけが使っている絹の紙に書いた手紙を偽造し、
淳于長は班恬とも密通しており妊娠したのも彼の子だと侍女に証言させます。
徳のある班恬はそんな女じゃないと必死に否定する成帝に、
嘘じゃないなら尋問したらわかるでしょうとしつこく訴えました。
成帝が班恬を捕らえさせたと知ると、その前に私を殺せ!と怒鳴る王政君。
釈放された班恬に許娥の死を知らせ、耐えるのよ・・・!と手をとります。
愛する合徳に子ができず、成帝は仕方なく飛燕の子を可愛がるつもりのよう。
(姉の飛燕は懐妊してないので)許娥の処分を気にかける合徳に、
母上を悲しませたから許娥を罪には問わない・・・と答える成帝でした。
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