「大王世宗」あらすじ82話でチャン・ヨンシルが死んじゃって、
ストーリーをしらなかった私は超びっくり~
あんな死に方って悲しいですよね・・・(涙涙)
ということで、彼について資料を探ってみました。
「朝鮮王朝史」のほうには名前が少し出てきた程度なのですが、
「朝鮮王朝実録」では時代を象徴する人物として一章が割かれていました。
(他にはファン・ヒやキム・ジョンソなども取り上げられています)
それによると、チャン・ヨンシル(蒋英実)の出生の正確な記録はなく、
賎民出身の彼の記録がないのは当然のことかもしれないとあります。
一説には中国から帰化した父と妓生との間の子とされ、
慶尚南道で官奴生活をしていたところ才能を認められて抜擢されたそうです。
そうした点から、母親は官妓だった可能性が高く、
父は商人で中国と朝鮮を往復していたとすれば書物に触れることもでき、
知識を高めることができたのではと書かれています。
抜擢された後、ヨンシルは明へ留学し、天文学に触れます。
帰国すると技術者としてめきめきと頭角をあらわし、
水時計、簡儀台、日時計を製作したほか、金属活字鋳造作業にも参加。
こうした功績が認められ、尚衣院別坐→大護軍という官職も得ました。
残念ながら晩年の生活についての記録はないそうですが、
「朝鮮王朝実録」ではドラマのような不敬罪についての記述はなく、
老年を平安南道牙山で送ったという記録はあるそうです。
(ドラマよりこっちの記録を信じたいうめ子です・・・涙)
と思ったら・・・
あらすじ83話も楽しみにご覧ください!