イサン第68話「別れ そして再起」
私は王だと話すイ・サン(正祖)に、じゃあオレは領議政♪とチョン・ヤギョン。
易学や化学に造詣の深い彼に感心したイ・サンは宮殿に戻ると身元調べを命じ、
「彼の澄んだ目は世孫時代に初めて会ったホン・グギョンを思い出した」だの
「きっとグギョンならこうするああする・・・」と何かにつけて恋しがります。
流刑地のグギョンも、病に侵されながらもイ・サンのことばかり考える毎日。
遠距離恋愛中の恋人のように、文通でせつせつと思いを語り合う二人でした♪
気持ちを抑えられないイ・サンが「ホン・グギョンを呼べ」とパク・テスに指示。
テスが呼びに行くと、グギョン担当の役人が、彼から預かった包みを渡します。
そしてテスは倒れて意識不明のグギョンを発見し、都へと急報を届けました。
宮殿を飛び出たイ・サンは海辺の小屋に着くと、必死にグギョンに呼びかけます。
互いに感謝の言葉を交し合うも、かつての権力者グギョンは息を引き取りました。
イ・サンは葬儀の取り計らいを命じ、宿衛所の武官全員がグギョンを見送ります。
孝懿(ヒョイ)王妃が側室ソン・ソンヨンを親蚕礼(チンジャムネ)にお誘い。
あの女が重臣夫人の質問に答えられるものか!と見下す恵慶宮(イ・サン母)に、
私が代わりに答えます・・・と申し出て褒められた和嬪(ファビン)でしたが、
結局は答えに詰まってしまい、かわりにソンヨンが模範的回答をしちゃいました。
彼女は教養も礼儀もあるようです・・・と和嬪が恵慶宮にソンヨンを評価します。
あの儒生の名がチョン・ヤギョンで、優秀なのに科挙に落ち続けていると判明。
町へ探りに行ったイ・サンは、民に無料法律相談サービスする彼を目撃します。
民が手にした書類を読んでみると、あの見事な名無しの答案の筆跡と同じでした。
次の試験でイ・サンは、型破りすぎて落とされていた彼の回答を合格にします。
どうせ不合格だとあきらめているヤギョンを、結果を見に行けとテスが促し、
半信半疑で発表会場に行ったヤギョンは壮元及第(首席合格)していてびっくり!
なぜ領議政が科挙を受けた?と声をかけられ、小屋で会った男の正体を知ります。
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