「首陽の犬」だの「手先」だのと錦城(クムソン)大君が大臣らを嘲笑していると、
錦城大君は大殿に呼ばれ、しらけた大臣らは連座を一旦解散しました。
端宗と錦城大君が涙を流して対面する大殿に承旨軍団(全員首陽派)が入室し、
弾劾されている者と大殿で会うのはよくありません!と錦城大君を帰らせます。
亡き安平(アンピョン)大君の友人だった都承旨シン・スクチュを責める錦城大君。
結局は宮殿からつまみ出され、チョナ~!と雄たけびをあげて泣くのでした。
端宗の玉座を守りたい王妃(定順王后)は錦城大君の処刑をすすめると、
(まだ一度も訪ねてなかったはずの)キム淑儀の部屋に行く!と出て行く端宗。
この回は「殿下はいつも泣いておられる」という王妃の言葉が印象的でした。
端宗が錦城大君の処分を認めかったこの夜の首陽大君はちょっぴり不機嫌。
帰宅して夫人ユン氏の不在に気づくと、なぜ大慈庵(テジャアム)に?と怒ります。
すかさず嫁ハン氏が、義父上の成功をお祈りするためですとフォローするとにっこり。
身体の弱い息子の桃源君(トウォングン)と部屋で二人きりになると
同じく病弱だった兄・文宗のことを持ち出して世子の健康を話題にします。
次に町の噂について尋ね、端宗に同情が集まっている・・・と息子が答えかけると、
それを遮るように盗み聞きしていたハン氏がガッシャーンと膳を落としました。
首陽大君が心なしか息子より嫁のほうを頼もしそうに見ている気がします。
王妃父ソン・ヒョンスが首陽大君を訪ね、どうか娘を殺さないでくださいと懇願。
自分の意に反して王になったとしても甥の妻を殺すわけない!と大君は笑いますが、
大君の狸っぷりを見抜いているソンは肩を落としてとぼとぼと帰りました。
彼には何の罪もないが娘が王妃になったのが不運だった・・・と大君が話します。
ホン・ユンソン、ハン・ミョンフェ、桂陽(ケヤン)君らの家に投石が相次ぎ、
道を行く譲寧(ヤンニョン)大君にも石が投げつけられるように。
早く錦城を処分せんかいっ!と言いに宮殿に行った譲寧大君でしたが、王は不在。
端宗は恵嬪ヤン氏に会いにひそかに浄業院を訪ねていたのです(恵嬪号泣~)。
その件で首陽大君がチョン・ギュン内官に厳しい拷問を与えています。びっくり!
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