＊韓国ドラマあらすじ部＊

婚礼を挙げた晋城（チンソン）大君（後の中宗）が宮殿を出て行きました。
結婚相手は王妃兄シン・スグンの娘（後の廃妃シン氏）であるため、
狙われやすい立場の大君を守ってほしい大妃（貞顕王后）は王妃と仲よくなり、
大王大妃（仁粹大妃）は支持勢力だった大妃を失うことになったそうです。
（最近わたしの目には大妃が“ふくよかな香坂みゆき”にしか見えません・・・）

これからは若い者に任せなければ～と辞職を申し出た王妃父シン・スンソン。
こうなると左議政ハン・チヒョン（大王大妃いとこ）も同調せざるを得ません。
しかし燕山君が辞職を引きとめ、もちろん大王大妃も同意しなかったため、
病気ということにして朝廷をお休みすることになりました。

晋城大君を支持する人も多いのですよと王妃に言われて燕山君はムカーッ。
孤独だった燕山君は異母弟のことは悪く思いたくないようですね。
大王大妃はそんな王に祖母愛アピール攻撃ですりすりお願いしました。
「私の実家への面目を立てて1日だけでも兄（チヒョン）を領議政にしてあげて！
あなたに冷たくしたのも王になるあなたのためなのよ！わかってちょうだい！」。
燕山君は祖母の頼みを承諾してハン・チヒョンを領議政にしてあげるのですが、
まだまだガキね～！と後で王をけなす大王大妃。（もちろん相手はオム＆チョン）
それをパク尚宮から聞いた王妃が燕山君に抗議するも、笑い飛ばされました。
そして燕山君は大胆な人事案を領議政を通さず吏曹判書シン・スグンに渡します。
それは、公平に見えても実は大王大妃の勢力を閑職に追い込む人事でした。

こうしてホ・チムが吏曹判書に、イム・サホンは豊川尉宮から豊川尉宮君に格上げ。
武官のパク・ウォンジョン（月山夫人弟）が江原監察使に大抜擢された件には、
病気だったはずの領議政ハン・チヒョンが出てきて大反対しました。
ウォンジョンは相変らず私兵を養い続け、江原には旅立ちたくないようす。
あなたは私の希望、早く行きなさい・・・と月山大君夫人パク氏が出立をせかします。

ある夜、墨すり宮女スグンビを燕山君がそのまま寝所へ連れ込もうとすると、
宮女が大殿で寝ることは許されません！とチェ尚宮は一応とがめていますが、
宮女と床を共にするのは久しぶりだ！と内侍キム・ジャウォンが喜んでいます。
その後、斉安大君が夢中のノクスを引き取って悩ませたいと言い始める燕山君。
斉安大君によると、「気に入っているが指一本触れてない」そうです。
ノクスは斉安大君に泣き落とし大作戦を実行して、ついに宮殿入りが決定。
ウッキウキ気分で宮殿に向かうも、身分は尚宮ではなくムスリ（下女）のようです。