濯足(タクチョク)会とは、川に足を浸して読書したり詩文を交わす風流な避暑。
政界で冷遇中のユ・ジャグァン(武霊君)が川にいる左副承旨イム・サホンを訪ね、
ハン・ミョンフェ(上党君)の悪口を吹き込み、ユン淑儀を推せと話しました。
そのユン淑儀は、占い師を訪ねたことで仁粹(インス)大妃から大目玉。
懐妊中の嫁をムチ打ちしようとする仁粹大妃を、格上の大妃二人がとりなします。
じゃあ『内訓』の内容を言ってみなさいと大王大妃(貞熹大妃)にテストされ、
五度ほど読んだというユン淑儀が完璧に答えたため、許してもらいました。
悔し涙を浮かべて大妃殿を出たユン淑儀が、チョン昭容&オム昭容とばったり。
「許さないわ!」「まあなんて態度!大妃に報告しましょ!」とやり合います。
今夜もラブラブ寵愛中のユン淑儀におわたりしてご機嫌な成宗。
出産するまで他の後宮と床を共にしない♪ととても不可能そうなことを言います。
約束して♪と迫ったユン淑儀は、成宗が王妃にしてくれるつもりと知って大喜び。
さっそく母のことを「府夫人」と呼び、実家に新築費用を届けさせました。
けれどもチョン昭容やオム昭容を可愛がっている仁粹大妃は、
後宮を偏愛するなと成宗に釘をさし、王妃は王室全体で選ぶと言い渡します。
そんな折、ユン淑儀の殿閣の松の木が火事になるという事件が起こりました。
これはオム昭容が宮女に流産のおまじないを実行させた結果でしたが、
成宗が訪ねていたためチョン昭容の殿閣の松は燃やせませんでした。
チョン・ヒョンジョ(河城尉)がハン・ミョンフェの屋敷に来て責めました。
「自分に遠慮せず王妃を選べと言ってくれないからこんなことが起こったのです!」。
しぶしぶ会議に出たハン・ミョンフェは新進学者キム・ジョンジクらの意見を聞き、
新世代の見方が自分とは違うのを実感したことで退陣を決意しました。
占畢斎(チョムピルジェ)キム・ジョンジクは。朝鮮中期の性理学の第一人者。
多くの史書で冶陰(ヤウン)キル・ジェの弟子だとされているのは間違いで、
キル・ジェに学んだキム・ジョンジクの父から冶陰の学風を受け継いだそうです。
ユン淑儀を王妃にして世継ぎを産ませてくださいと領議政が成宗に進言。
そこへユン淑儀が腹痛で倒れたと報告が入るも、松の木を睨む淑儀は元気そうです。
どうでもいいのですが、チョン昭容のルックスがそこはかとなくお笑い系なのと、
ユン淑儀の宮女サムウォルがえらく老けて見えるのが最近のチェックポイントです。
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