首陽(スヤン)大君を慰労する宴は盛大かつ厳かに執り行われました。
王のいる外庭に天幕を張り王族も招かれたと『実録』にあるそうです。
首陽大君の威厳と礼儀正しさは明で絶賛されました!と副使イ・サチョルが報告。
端宗が大喜びする一方で、恵嬪ヤン氏や領議政ファンボ・インはムッとしてます。
お世辞ではなく本当のことだろう・・・と左議政キム・ジョンソが冷静に頷きます。
首陽大君が帰ってきたのにハン・ミョンフェは挨拶に行かず仲間と酒盛り。
そこへ首陽家からの呼び出しがかかり、酔っ払って訪問したミョンフェが叱られます。
ですがそれは、首陽大君とミョンフェが二人きりになるための策略でした。
チョン・インジが兵曹判書から降ろされたかわりに人材と名分を得たからOK!、
ホン・ダルソンを武科に合格させて宮殿に入れるとミョンフェが作戦を話します。
首陽大君がチョン・インジに会いに行きました。
みずからが描いた曲がりくねった松の屏風が飾られた部屋でチョン・インジが、
天を突く竹や松は偏狭や我執を表すが高さより広さと厚さが必要・・・と話すと、
私と志が同じです!といきなり首陽大君が姻戚関係を持ちかけました。
時期尚早ですと言われても、これで運命共同体エッヘン!と納得しています。
(後にチョン・インジの息子と首陽大君の娘が結婚して姻戚になります)
その頃ハン・ミョンフェは友人シン・スクチュと話していました。
首陽大君を摂政にさせるのが国を永続させる道だと説いた後で、
“暮らし向きは厳しくても立派に育った”子供たちをシン・スクチュに挨拶させます。
(バンウルが後にシン・スクチュの息子と結婚して姻戚になります)
前話で首陽大君の息子・桃源君と話しているのを目撃された妓生ナンですが、
私の主人に色目を使うとは!命を断て!と桃源君夫人ハン氏に怒られました。
とりなす桃源君は気の強い妻にうんざり気味。ナンは罰を与えられそうです。
左議政キム・ジョンソの手下になりたいとイ・ヒョンロに頼むホン・ユンソン。
イ・ヒョンロとともに寝泊りし、キム・ジョンソとの面会を許されました。
キム・ジョンソの側室ジンニョが、以前自分を叩いた女だと知ります。
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