イ・ソンゲ将軍(後の太祖)のもとにチョ府使が助けを求めてきました。
ヨム家の奉公人であるイ・グァンという男から私有地を奪われそうだというのです。
前話から名前が出てくるイムとヨムは、当時の門下侍中であるイ・イニムの部下。
主の地位をいいことに横暴を重ね、その使用人までもがいい気になっていたとか。
当時「ウ王は僧侶シンドンの子」とささやかれ、朝廷は乱れ、民心も荒れていました。
娘を差し出さなかった臣下ファンを斬るなど、燕山君も顔負けのウ王でしたが、
イムとヨムを罰してください!というチェ・ヨンの必死の諫言にちょい反省。
二人を処分したら主人イ・イニムはどうしたらいい?と聞きにチェ家を訪ねます。
するとイ家で見かけた娘(前話登場の庶子)をみそめて無理やり入宮させました。
側妻話をことわられてムカついていたイ・ソンゲ五男のバンウォンが再度ムカー!
これでチェ・ヨンの評判がおちて義父の信望が増すはずと夫人ミン氏がなだめます。
チェ・ヨンの娘は寿昌(スチャン)宮を与えられて寧妃(ヨンビ)と称されました。
ミン氏の予測どおり、娘を使って王に取り入ったと人々がチェ・ヨンを評します。
やがてイ・イニムと使用人イム&ヨムが捕らえられ、1388年1月に辞令が発表。
チェ・ヨンが門下侍中に、イ・ソンゲが守門下侍中(副宰相)にと出世しました。
その下にはイ・セク、ウ・ヒョンボ、ユン・ジン、ソン・ソクリンらが名を連ねます。
そろそろ謀士が必要だとイ・ソンゲに進言するトゥン・ドゥラン(←たぶん)。
かしこい京妻カン氏は味方につけたい著名人にすでにバンウォンを送っていました。
その人物が、チョン・ドジョン(サムボン)とチョ・ジュン(ソンダン)です。
明から戻ったソル・ジャンスから光武帝のようすが報告され、ウ王がわなわな。
天嶺(チョルリョン)の北方は明の地だとの主張に怒り、遼東征伐を計画します。
明には勝てない!とイ・ソンゲは判断。一方のウ王とチェ・ヨンは元の支持者でした。
郷妻ハン氏の長男バンウ(イ・ソンゲに反抗的)の顔がアップになってびっくり。
「チャングム」の御医様ではありませんか~。若くてたくましい感じです。
そして京妻カン氏との家が「秋洞(チュトン)のご家族」と呼ばれています。
イ・スッポンの家にいた正体不明の女性は、チルチョムソンという名前でした。
韓国wikiで照合したところ、本当は妓生出身で七點仙や七点仙と書くようです。
このドラマでは、イ・スッポンの使用人かつおてつきっぽい存在でしょうか。
バンウォンはこのチルチョムソンをスパイとして宮殿に送り込むことにしました。
外出したウ王の前でイ・スッポンらとチルチョムソンが一芝居うって騒動を起こし、
彼女の顔を見たウ王がソッコーで入宮させ、寧善(ヨンソン)翁主(側室)とします。
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