予想どおり古くさーい画面です!でもなんとなく本格時代モノな香りがします。
ドラマは高麗時代ウ王13年(1387年)から始まります。
このころの開京(ケギョン)では擲石(チョクソク)遊びが流行していました。
川の両岸から石を投げるこの遊びは、若者の気性を利用した軍事訓練の一環。
王が見学する場合もあり、有力な臣下に見出されるチャンスもあったそうです。
松都(ソンド)で名の知れたイ・スッポン(=イ・スクポン)が登場!
すでに父親は亡くなり、母親は官職につかないイ・スッポンを叱っています。
科挙に合格する身分のはずですがとてもそうは見えません。完全に「民」です!
イ家には正体不明の美しい女性がおり、それが「女人天下」正妻キム氏の方です。
ある日イ・スッポンをイ・ソンゲ将軍の五男バンウォンが訪ねてスカウトしました。
倭寇を掃討したイ・ソンゲ将軍(後の太祖)が凱旋しました。
天下を握るチェ・ヨン将軍の陰で、イ・ソンゲは功績を立てても府使のまま。
ウ王は夜な夜な外出して女を宮殿に連れ込み、良家の子女にまで手を出し、
王のお付きのヨムとイム(内侍?)も好き放題しており、民心が乱れています。
そんな中、チェ・ヨンとイ・ソンゲは政治的見解の違いから対立していました。
五男バンウォンの夫人ミン氏(キム・ヨンランさんがお若い!美しい!)が、
義父イ・ソンゲが戻ったという秋洞(チュンドン)からのしらせを受けます。
(この「秋洞」が原題の「楸洞宮」を指していそうな気がしますね・・・)
イ・ソンゲは6男2女をもうけた郷妻ハン氏とは別に住み、上の息子は酒びたり。
一緒に暮らしているのは第二夫人であるカン氏で、京妻と呼ばれる立場でした。
チェ・ヨン将軍が外の女に産ませた娘を捕らえたとイ・スッポンから報告が!
「薬草を採ってたらこの娘がいて、オレも男なんでフツーに襲おうとしたっス!」
みたいなイ・スッポンのセリフにモラルコードの古さをひしひしと感じますね。
彼女が持っていた小刀をチェ・ヨンに見せて、娘の存在を確認するバンウォン。
実は、父のライバルの娘を側室に迎えて父を助けようと思っていました。
ところがチェ・ヨンはその申し出を、「だーめ!!!」とバッサリ断りました。
スポンサード リンク