兄の永安君に世継ぎがいないのを見越して世子に据えたバンウォンでしたが、
バンウォンが世子になるとばかり思っていた夫人ミン氏も寧善翁主も不満げ。
永安君のために決起したのではありません!とイ・スッポンも文句をたれます。
譲位を宣言した太祖を、イ・ジラン(青海君/チョンヘグン)たちが必死に説得。
ですが太祖の意思が固いのをみてとったバンウォンは、兄に即位を促しました。
こうして定宗元年(1398年)9月5日に、朝鮮王朝第二代国王の定宗が誕生。
王妃(定安王后)を演じているのは、すっごーーくお若いキム・ヘスクさんですね。
王妃(神徳王后)を亡くしてから興天寺で過ごすことが多くなった上王・太祖。
夫や弟の成仏を祈りたいのです・・・と娘の慶順公主が尼になりたがると、
みずから髪を切ってやりました。(「龍の涙」とは違ってあっさり!終わります)
ある日、バンウォンがイ・スッポンを連れて開京の亀山寺へお出かけ。
『明心宝鑑』を暗誦する賢い子(ソンの息子セウン)を見かけて顔をほころばせ、
お堂で再会すると「大きくなったらオレのところに来い♪」と声をかけます。
その後バンウォンは国づくりに対する理念をソッポ大師に告白しました。
「国の礎ができるまで争いは続くでしょう・・・自分がその悪業をかぶります!」。
バンウォンがほめたのがソンとその息子だと気づいているイ・スッポンはムッ。
イ・スッポンを恐れて引っ越そうとしているソン夫妻の会話を盗み聞きすると、
お前ら勝手に引っ越すなよ!と乳母を人質がわりに連れて行きました。
ちなみにイ・スッポンの息子ギルサンはお勉強せず母親にお仕置きされてます。
世子の座を空けておくことはできない!と上王・太祖が定宗をせかしました。
王妃には子供がいませんが、側室に子供がいると知ると、後宮に迎えろと命じます。
その側室ユ氏(?)は、太祖に寵愛されている大司憲チョ・バクの親戚でした。
庶子を世継ぎにするだと!?ざけんなよっ!ともちろんバンウォンが大憤慨です。
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