「殿下の長男(鎮安君)が姿を消した今、誰が世子になるのでしょうか?」。
王妃(神徳王后)が開国功臣チョン・ドジョンとナム・ウンを接待しつつ質問。
長子がいないなら建国に功があった王子でしょうか・・・という答えに王妃は、
バンウォンは気性が荒くて杜門洞を燃やして船を沈めたんですよ!と反論し、
聡明で殿下にも寵愛されているバンソク(宜安君)をよろしくねとプッシュ。
さらにチョン・ドジョンとナム・ウンをバンソクの師匠に任じました。
スパイ活動を頑張っている寧善翁主がその動きをすぐさま楸洞に知らせます。
しかし太祖五男のバンウォン(靖安君)は、太祖が追尊した先祖の墓のために
東北面に出張中につき不在。夫人ミン氏がいそいで書状を送ってしらせます。
世子を決める朝廷会議で、多くの重臣は「長子不在なら年齢か貢献度で」と主張。
そのようすを聞いていた王妃が大声で泣きわめいて会議の邪魔をします。
チョン・ドジョンとナム・ウンは、殿下と王妃様が寵愛する王子様を・・・と提案。
太祖は「二男の永安君は情に流されやすく五男の靖安君は気性が荒い」と説明し
幼い末っ子のバンソク(このとき12歳)をあっさりと世子に決定しました。
王族ワン・ドクは海に沈み、娘ソンは乳母と一緒に亀山寺で暮らしていました。
生き延びた仲間がお寺を訪ねてくるも、政府の追っ手に捕まってしまいます。
嫡子が6人もいるのになぜ側室の末っ子を世子にするのか!?と怒るバンウォン。
功臣仲間だったチョン・ドジョンとナム・ウンを責めまくるも、物別れに終わります。
建国したのはうちの主人よ!と思っている夫人ミン氏の怒りもおさまりません。
「狩猟民族(オランケ)は末っ子に相続させますが、農耕民族は長子が相続します。
ただでさえ義父上のもとに女真族が集まり、イ氏は女真か?と噂されているのに
末子を世子に冊封したら世間はどう思うでしょうか?建国したのは旦那様です!」。
中宮殿を訪ねたバンウォンが、先客のチョン・ドジョンとナム・ウンを睨みつけます。
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