ファンジニ第21話「裁かれる愛」
キム・ジョンハンが作らせていたコムンゴを手にして泣くミョンウォル(チニ)。
彼に続いて出頭しようとするも、ムミョン(昔の妓夫候補だった人)が引き止め、
「領議政が側室用に用意した別邸」なる屋敷にミョンウォルをかくまいました。
あなたの父上って領議政?と聞かれたムミョンが、領議政の下男だ・・・と答えます。
厳しい取調べを受けてもキム・ジョンハンはミョンウォルの居場所を吐きません。
命乞いもせず素直に罪を認める彼は中宗にとって「可愛さ余って憎さ百倍」状態。
ボロボロなキム・ジョンハンを見た腹黒プヨンは涙を流して助けたがります。
ひそかにピョクケスを呼び出したミョンウォルが、コンプレックスをつつきます。
「キム・ジョンハン様は殿下の心をつかみ、民やつまらぬ妓生にも真心をくれた方。
そしてあなたに劣等感を抱かせた方。救わないと永遠に勝つことはできませんよ?」。
続いてプヨンの寝室にも現れ、自分の隠れ家を彼に伝えてほしいと頼みました。
ピョクケスは、本当は優秀な彼のことを助けたいんですよね?と中宗に確認。
彼が愛した妓生の命を彼の手で奪えば忠臣を失わずにすみます・・・と進言します。
ってことで中宗が「朝廷を騒がせた女がどこにいるか白状すれば助けてやる」。
叩かれても焼きゴテじゅーしゅーされてもピョクケスに耳元でそそのかれても
沈黙を守り通すキム・ジョンハンに怒りまくった中宗が車裂きをご命令です!
メヒャン行首はプヨンを問いつめ、ミョンウォルの居場所を突きとめて再会。
キム・ジョンハンに下された刑を知って後を追う覚悟のミョンウォルに、
なんて残酷な・・・ペンムの死を無駄にするのか?後進を育てろ!と説得します。
ムミョンったら、やはり領議政様の大切な一人息子でしたよー。
キム・ジョンハンの救命を父に願いますが、それだけはできないと言われました。
キム・ジョンハンが処分される日、中宗は重臣全員参加の宴を開くと宣言します。
踊り手として死にたいからその宴に参加したいとミョンウォルがメヒャン行首に頼み、
さっそく二人一緒に舞の練習をスタート。プヨンが複雑な表情で見つめます。
そして当日、宴会場へ向かうミョンウォルが入った桃の形(!?)の輿と
刑場へ向かうキム・ジョンハンを乗せた檻車が静かにすれ違いました・・・。
スポンサード リンク