ファンジニ第20話「隠れ里」
3年後、松都教坊ではチュソンが行首に、エンムが教育係になっています。
キム・ジョンハンは生ける屍となっていたミョンウォル(チニ)を連れて逃げ
各地を転々としながらフツーの民ライフを穏やかに満喫していました。
時折もたげてくる芸への情熱を隠せないミョンウォルでしたが、
妊娠したことに気づき、これで生きる道ができた・・・と一人で微笑みます。
ピョクケスは月に一度松都を訪れて執念深くミョンウォルを探し続けています。
寵愛していたキム・ジョンハンに逃げられた中宗も彼を許せず、捜索を命令。
そして女楽の行首メヒャンもひそかにミョンウォルを探させていました。
いまだ行首になれないプヨンは「鶴の舞」をひそかに練習し、メヒャンが満足げ。
プヨンが乗り越える“最後の山”であるミョンウォルがどうしても必要なのです。
「優秀な人材を推薦せよ」という王様からの人材募集が町に貼りだされます。
キム・ジョンハンに学問を教えてもらっていた村の若者が役人に推薦。
家に来た役人にキム・ジョンハンが「自分は両班だが庶子なので」と断るも、
その役人が後で「手配されてる夫婦じゃん!」と気づいてしまいました。
(どうやら人材募集はチョ・グァンジョの提案した推薦制だったようです。
推薦じゃロクなやつがこないと殿下もわかったはず!と大臣たちが笑ってます。)
役人たちが踏み込んだとき、二人は不在で、松都へ向かっていました。
「母ヒョングムが危篤」というピョクケスが流した噂に引っかかっちゃったのです。
ところが山寺へ行く道で偶然ヒョングムと出会い、つかの間の再会を果たしました。
ピョクケスたちの追っ手が山寺に着いたのは、二人が山寺を発った後でした。
しかし忠清道へ帰ったキム・ジョンハンは役人たちに見張られているのに気づき、
ミョンウォルを守るために声をあげて役人の注意を惹き、自分だけが捕まります。
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