アメリカ合衆国が独立して6年めにあたる正祖6年(1782年)9月のこと、
朝鮮に流行り病が広がるも、医学が発達しておらず、なす術はありませんでした。
イ・ブマンの使用人ヤンの母親も命を落とし、ヤンと妹ソナはイ家を出されます。
追い出すのは心苦しいが他の者を守るためだ・・・とイ・ブマンが命じたからです。
イ家で二代にわたって仕えたヤン兄妹はイ・ブマンや夫人に大切にされており、
次男のイ・ビョク(広庵/クァンアム)にも可愛がられていました。
そしてこのイ・ビョクこそが、朝鮮の天主教史に名を残す有名な人物。
イ・チョンの子孫であるイ家に生まれて書物に親しんで育ったイ・ビョクは、
通訳官のキム・ボムから書物を借りて天主学の考えに傾倒していったとか。
身分の差のない平等な社会を実現する・・・!という夢をヤンにも語っており、
屋敷を追放されることになったヤンに「天真庵を訪ねろ」という手紙を渡します。
宮殿には、待ち望まれていた王子が産まれ、おめでたムードに包まれました。
母親は出てきませんがたぶん宜嬪成氏(「イ・サン」のソンヨン)のようです。
後の純祖の生母である綏嬪朴氏や大妃(貞純王后)も登場し、王子誕生を喜びます。
王妃(孝懿王后)役が「女人天下」のチャンデイン役の方で、超びっくり!
尚宮役でちらりと登場したのはおそらくタンゴル役の人でこれまたニンマリです!
ドラマ冒頭で山の中のお寺が出てくるのですが、これが「天真庵」なのでしょうか。
幼いミョンチャン僧侶のほか、「お嬢様」と呼ばれる娘ユン・ボベが滞在しています。
作務衣姿のお嬢様に扮しているのはピッチピチに若いチェ・シラさんですよ!
許婚と結婚するのが嫌でお寺に逃げてきたらしく、許婚が探しに来ています。
その許婚の連れ(たぶん友達)が夜の山道でソナを見かけて思わず襲おうとし
気づいたヤンが妹を守るために飛び出します。使用人だけあってケンカが強い!
ところがヤンは“捨てられた奉公人”の恨みをこめて必要以上にボコっちゃいます。
スポンサード リンク