両班になりすまして働くかつての使用人ヤンを前に、イ・ブマンは厳しい表情。
イ・ブマンの息子イ・ビョクが自分から刑曹に向かったのことをヤンは教え、
もし身分のことで自分の立場が危うくなったときは助けてくださいと願いました。
ヤンは宮殿の門番ではなく国を守る門番になりたいという志があるそうです。
キム・ゴンシン友達のイ・ギギョンは『開衛編(ビョギョビン)』を編纂。
天主学を退け儒学を擁護するその内容は、天主教批判の原典となったそうです。
オレたちも捕えろ!学問を弾圧するつもりですか?と迫る天主教の両班チームに、
いいから早く帰りなさい!とチェ・ジェゴンが怒って追い払おうとしました。
同じ南人派なのに厳しくするなんてひどいっと後で両班チームがぶーたれてます。
天主学を邪悪だと決めつけずキム・ボムだけを島流しにしなさいと正祖は命令。
殿下は士人を大切にしていらっしゃるからこの程度で済んだのだ・・・と
まだ居座っている両班チームにチェ・ジェゴンが言い聞かせて帰らせました。
そんなやわな処分では納得できない刑曹判書キム・ファジンは、ぷりぷりお怒り。
同じように考えている大妃(貞純王后)も、生ぬるい!と正祖夫妻に抗議します。
忠清道の丹陽へ連れて行かれるキム・ボムに「トーマス!」と呼びかける仲間たち。
「乙巳(いっし)の迫害」で都を追われたキム・ボムは丹陽で布教に励みますが、
たび重なる拷問の後遺症で一年後の正祖10年に亡くなり殉教者となりました。
「ろくでもない子育てをしやがって!息子と縁を切れ!天主教をやめさせろ!
命をもって償え!慶州イ氏の恥だ!破門されたいのか?家系図からはずすぞ!」。
一族の長に呼ばれたイ・ブマンが、親戚の前でコテンパンに侮辱されました。
家系図からはずされるというのは両班にとって死ぬこと以上の屈辱のよう。
ウソでもいいから天主教を捨てろと一族の前で誓え・・・と父に言われても
父上には申し訳ないと思いますが捨てられません!とイ・ビョクはかたくなです。
一族も息子も大切でやりきれないイ・ブマンは息子の本をすべて燃やしました。
(原題の「破門」はヤン兄妹のことじゃなくてこのことかなあと思いました)
態度のデカい乳母(正妻狙い?)がユン・ボベに砒素を渡してそそのかしました。
食事をしようとしたキム・ゴンシンは、匙の色が変わったのを見て怒り狂います。
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