ヤンが宮女ムン・ヨンインを宮殿に連れて行き、信者では?とクォン尚宮に質問。
軍官の家にも信者がいますよね!?とクォン尚宮に牽制されてギョッとします。
ユン・ボベはポンニョン僧侶に叱られても悲劇のヒロインのような主張をし
(ヤンの過去の罪やら色々言ってましたがもうこのあたりは省略ってことで)
結局はチュ・ムンモ神父やカン・ワンスクと地方へ布教に出かけていたからです。
天主教の勢いは衰えを知らず、この頃の信者は1万人にのぼっていたそうです。
正祖に審問されたチェ・ピルゴンは、天地を創造したのは天主様です!と返答。
以前はまだ殉教する時期ではなかったから背教したまでですとも答えました。
ムッキー!と憤る僻派の面々を正祖は諌め、「そなたを放免する」と宣言。
「万事は正しくおさまるはずだから、その真理が正しいかを見守りたい」そうです。
天主教と南人派が大っキライな大妃(貞純王后)がシム・ファンジらを叱りつけ、
天主教の中心人物クォン・チョルシンらを弾劾する上書を大司諫が提出すると、
けしからん!自分の利益のために特定の学問を迫害するな!と正祖が激怒。
それを聞いた神父と信者は、天が聖君を遣わしてくださったのだ!と大感激です。
そろそろ都で布教を!と話していると、アジトに軍官がやってきてトンズラしました。
天主の教えが忘れられません・・・と右承旨チョン・ヤギョンが辞職を願いました。
判中枢府事に降格したチェ・ジェゴンに続き、信頼する者をまた手放した正祖は落胆。
そして、朝鮮でもっともすぐれた宰相といわれるチェ・ジェゴン(樊巌/ボナム)は、
左議政から判中枢府事になった8ヵ月後に80歳でこの世を去ったそうです。
南人派の中心人物で、領議政も務め、天主学にも寛容だったチェ・ジェゴンは、
思悼世子(サドセジャ)が死んだとき父の喪中だったにも関わらず宮殿に駆けつけ、
そんな彼を英祖は賞賛し「樊巌はお前の宰相だ」と幼い正祖に話したとか。
王妃(孝懿王后)の前で落ち込みを正祖でしたが、世子の冊封に踏み切ります。
ユン・ボベが軍官である自分の名を使って逃げていると知ったヤンは、
恩彦君の屋敷へ乗り込み、ロザリオを夫人ソン氏に見せてやっとこさ中に入ります。
ところが、さっきまで神父やユン・ボベがいたはずの部屋はもぬけの殻でした・・・。
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