「黄海道の平山から松島へ続く道に虎が出没した」という報告が届きました。
兵を動かしたいのですがそうすると民心が・・・と重臣が気遣う姿勢を見せると、
民を脅かすのは兵じゃなくておめーらだよ!とムカつく重臣どもに光海君が反撃。
イ・ギを平山府使と防御使(バンオサ)に、中軍にシン・ギョンジンを任じます。
(イ・ギの娘に賄賂をもらったキム・ゲシ尚宮の意向が通ったということですね)
彼らは自分たちの反対派閥なので領議政パク・スンジョンが顔色を変えますが、
中軍すらオレが決めちゃいけないのか?と光海君が怒るので反対しませんでした。
イ・イチョムはこの人事を懸念し、領議政パク・スンジョンは上書を提出。
結果、シン・ギョンジンが暁星嶺(ヒョンソンリョン)の別将に異動されます。
領議政息子パク・ジャフンは黄海の監司に「京畿道の境界を越えるな」と命令。
とりあえず挙兵を見送ったイ・ギは、でっかい虎を捕まえ、毛皮を光海君に送り、
虎を追うと京畿道に入ってしまうと伝え、境界を越える許可をもらいました。
こうしてイ・ギをはじめとする反正メンバーは決起する日を月末に定めます。
(イ・ギの息子イ・シベクが「トンイ」の掌楽院オマヌケ副提調の人です。若っ)
後金の皇帝ヌルハチに結婚をすすめられた都元帥カン・ホンリプが遠慮すると、
オランケの女がいやなのか?従わないなら朝鮮を踏み潰す!とヌルハチがお怒り。
ヌルハチはカン・ホンリプの結婚をしらせ、キム尚宮がカンの夫人にしらせます。
夫人はキム尚宮の前で光海君のことも王命に逆らう臣下のことも批判しました。
チェ・グォンという男が王妃兄で兵判ユ・ヒブンにイ・ギらの謀反の動きを報告。
虎のことは王命に従っているだけ!証拠もってこい!とユ・ヒブンが追い返すも、
イ・ギたちが反逆を企んでいるというウワサが世間に広まってしまいました。
イ・ギの娘と親しくしているキム尚宮は「大丈夫です」と王妃ユ氏をなだめます。
そのウワサは西宮にもたどり着き、オム尚宮が大妃(仁穆王后)にしらせると、
「イ・ギもキム・ユも知らないのに誰も信じられない。軽率な対応をするな」。
領議政パク・スンジョンと兵判ユ・ヒブンは万一に備えてイ・ギを罷免します。
スポンサード リンク