西宮(慶運宮=現在の徳寿宮)で、放火が原因の火災が起こりました。
大妃(仁穆王后)は都事と内侍を呼んで光海君への怒りをぶつけまくります。
大妃の母ノ氏は、内需司から細々と支給される食料で命をつないでいました。
西小門の女(ノ氏)が西宮の復位を願っている!とキム・ゲシ尚宮が怒り出し、
ついていけない王妃ユ氏が「何が不満なの?殿下の名は汚れてた」と口走ると
ワタシを誰だと思っているのですか?と王妃を真っ向から責めて退室します。
朝廷ではノ氏の弾劾が始まり、光海君は極刑を認めず済州島へと送りました。
平壌に留まって進軍しないカン・ホンリプに、朝廷の面々は激怒し、罷免を議論。
遼東の将軍ウ・スンウンも進軍しないカン・ホンリプに怒って噛み付きます。
その都元帥カン・ホンリプが副元帥キム・ギョンソに率直な胸の内を尋ねると、
「内政が乱れている明は勝てないし後金は脅威です」と光海君と同じような意見。
もしかして殿下からの密旨があったのではないですか?と聞く副元帥の質問を、
カン・ホンリプは特に否定はせず暗に認めるような返答をするのでした。
朝廷には、カン・ホンリプと遼東からの報告書が同じ頃に届きました。
カン・ホンリプからは「鴨緑江(アムノッカン)へ進まざるを得ない」。
遼東からは、兵を進めないカン・ホンリプの更迭を求める内容でした。
もちろん朝廷はこぞって都元帥カン・ホンリプを非難して罷免を求めますが、
光海君はカン・ホンリプの慎重な用兵を評価し「冬の戦は避けないとね♪」。
さらに刑曹参判カン・ホンリプに知中枢府事に昇進させて威厳を与えると、
春になるまで鴨緑江を渡らず昌城(チャンソン)にいろという指示を出します。
放浪中のチェ・ミョンギルがトッポ僧侶からイム・ギョンオプを紹介されます。
このあたりのキャストがそのまま次作「南漢山城(傀儡王仁祖)」に出ますね。
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