実家から女装巫女ハクチョンを呼んだキム・ゲシ尚宮(ケシ/ケトン)は
大妃(仁穆王后)の娘・貞明公主の病気の快復を妨げる呪術の方法を聞きます。
ウサギとノロの骨をまな板に置いて音を立てるとよいと知ると、さっそく実行。
公主の病気を治すためと称して、西宮の外で大勢の宮女に騒音を立てさせました。
廃母に反対していたカン・ホンリプの叔父の名前は晋昌(チンチャン)君でした。
せめてカン・ホンリプを収議(スイ)に参加させろとイ・イチョムに責められ、
配流されたイ・ウォンイクのところにでも行って身を潜めろと甥に命じます。
(元領議政イ・ウォンイクのところには、ユン・バンも来ていました)
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同じ時期に、姪の婿・義昌君を擁立する謀反を企んでいるとして弾劾されます。
訴えたのは、前領議政キ・ジャホンの息子ジュンギョクで、ホ・ギュンの愛弟子。
父親が追放されたので、廃母を発議したホ・ギュンを陥れたいようです。
ホ・ギュンが義昌君と同腹の定遠君に会いに行くと、冷たく追い払われました。
イ・イチョムはホ・ギュンを助けたいようですが、ホ・ギュンは上書を未提出。
しかし刺客に狙われ、命の危険を感じたため、ようやく上書を出します。
「キ・ジャホンとキ・ジュンギョクと私を投獄して審問してください」。
ところが光海君は「別に急ぎの用件じゃないよね?」と何もしませんでした。
またまた後金のヌルハチ、ホンタイジ、ヨンゴルデ、マブデらが登場しまーす。
「瀋陽を討てば朝鮮は明に援軍を送るから、それを理由に朝鮮を問い詰めよう♪」
ってことで瀋陽と遼陽に進撃。内乱で疲弊し国力が衰退していた明は敗北します。
その頃の朝鮮は、廃母が発議されて5年、収議から26日が経っていました。
大妃(仁穆王后)の宮号削正を光海君が正式に認め、尊号の削除をはじめ、
玉冊(オクチェク)・玉宝(オッポ)・婚礼の際に受け取った金品などの返還、
輿に乗ることの禁止、王との面会禁止、贈り物の禁止などなどが決まります。
今後は西宮(ソグン)と呼ばれ、側室の扱いを受けることになりました。
屈辱的すぎる処遇に王妃ユ氏と心やさしい世子夫妻はさめざめと泣き、
もう二度と乱は起きないだろう・・・と光海君が無気力につぶやくのでした。
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