第24話 動き始めた粋嬪
世祖3年9月にウィギョン世子トウォン君と死別した粋嬪(スビン)ジョン。
世祖13年、世祖の寄越したゴージャスな輿に乗り10年ぶりに宮殿を訪ねました。
本当に10年ご無沙汰だったのかは不明ですが「使いを出しても来なかった」とか。
法度に反すると咎められても、やさしい世子ヘヤン大君は義姉上を出迎えます。
ヘヤン君はハン・ミョンフェの三女を妃に迎えたものの、妃も息子も逝去。
世継ぎはおらず、現在は側室の昭訓(ソフン)ハン氏が懐妊している状態です。
ジョンの長男ウォルサン君(無口)は兵曹参判パク・チュンソンの娘と結婚済み。
名門の両班家は没落した王族となんか結婚してくれませんと卑下したジョンに、
んなことはない!本当なら・・・!と世祖が口走ると王妃(貞熹王后)がムッ。
後で世祖と二人きりになったジョンは嫁に甘い義父の前でたーっぷりと泣き、
従兄ハン・チヒョンを承政院に入れてもらいました(→左副承旨の職をゲット)。
次にジョンは中宮殿に行き、チャサン君が結婚したら俗世を捨てますと話します。
王妃はジョンが帰りに乗る輿を粗末な輿に変えさせて反応を確認しました。こわっ
(このドラマの王妃は外戚に囲まれまくり!兄はサブン、弟はサフンです!)
チェ尚宮とソンイは王妃に呼び戻され、再び宮殿で働くことになりました。
王妃が敵視する粋嬪に仕えたチェ尚宮を、パク尚宮は針房に配属すると決定。
粋嬪情報を知りたい王妃様に呼ばれるから大丈夫♪とソンイが分析しています。
ジョンの二男チャサン君は、母親がわりのソンイとの別れを惜しみました。
長らくソンイが接触を絶っていた実家では、兄はニート、母も相変わらずです。
ハン・ミョンフェが領議政の座に上り、功臣仲間のヤン・ジョンが不満爆発。
同じ功臣なのになぜオレは地方勤務ばかり!?と大殿の扉を叩いて訴えました。
ジョンの動きに警戒を強めていたクォン・ラムは、今回で病死しちゃいます。
「夫が死んだとき、ウォルサン君がまだ幼いからとヘヤン君を世子にしたのに
昭訓の生む赤子が王になるなんて変。あなたが領議政になったのは私のおかげ。
あなたの娘をチャサン君の嫁にしますから、ウォルサン君を推してくださいね」。
ジョンに直談判されたハン・ミョンフェは、断りながらも感嘆しているもよう。
さらにジョンは世祖に助言を求められると、功臣の排除と新進士類の登用を進言。
ついでにハン家と息子の婚姻を認めてもらい、それを知った王妃が大反対します。
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