第45話 母子の和解
大君を産んだ王妃(ソンイ)は相変わらず大王大妃(貞熹王后)に取り入り、
インス大妃(ジョン)への挨拶はわざとらしい仮病でキャンセルした上、
大妃サマに挨拶を断られました(涙)と哀れなヨメを成宗の前で演じます。
ジョンは意外に冷静ですが、ソンイは復讐の炎をメラメラと燃やしています。
右承旨イム・サホンとユ・ジャグァンが、ソンイ兄と親交を深めています。
彼らがハン・ミョンフェを弾劾したがっていると兄から聞いたソンイは、
ハン・ミョンフェを弾劾すれば大妃が悲しむわ~♪とOKを出しました。
ってことでイム・サホンは“ハン・ミョンフェのゴマ10斗の収賄”を報告。
功臣の些細な賄賂を成宗ははねつけますが、ユ・ジャグァンの狙いは別にあり、
たったのゴマ10斗だからこそ面目を潰せるのだとユン・サフンに説明します。
続いて功臣派のキム・ジルやキム・グッツクァンも小さな賄賂で弾劾されます。
領議政チョン・チャンソンがこの件について成宗と話し合おうとするも、
若い学者たちと宴会を開いて代納権のことを話している成宗はつれない態度。
功臣を馬鹿にするなんて許さない!と怒ったジョンが大殿に乗り込みますが、
酔って寝ている成宗の姿に亡き桃源君を思い出して泣くと部屋に戻ります。
もう100日“お仕え”していません!とソンイが成宗にぶーたれていましたが、
ソンイが出産していた間に成宗にはクォン淑儀という新しい側室ができたもよう♪
しかもチョン貴人が懐妊しちゃったので、大殿付きのチェ尚宮を叱り飛ばした後、
チョン貴人のことは「娘を産みなさい。息子だったら覚悟することね」と恫喝。
さっそくオム昭容がこのことをジョンに告げ口しますが、相手にされません。
その後、ソンイが贈ったお菓子を食べたチョン貴人の気分が悪くなりました。
ソンイがムカついているとジョンがやって来て「あの本(内訓)読んでる?」。
プチ説教を垂れられたソンイはあの本のページをちぎって食べてます・・・。
今や弘文館の官吏はキム・ジョンジクの弟子ばかりという状態だそうです。
大司憲にはチェ・スという人が任命され、チョン・チャンソンは辞職しました。
ハン・ミョンフェは「血の歴史は洗えない。改革は一人では無理」と成宗に直言。
母が自分の寝顔を見て帰ったと知った成宗は、会いに行ってひしと抱き合います。
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