第37話 昌徳宮の粋嬪
ソンイが実家に行き母と兄に再会。顔を見てもわからないほど久しぶりでした。
「母上は側室だったから本家の家系図を買って両班になれ」とソンイは兄に指示。
さらには、側室どころか王妃になるのをめざし、チェ尚宮を動かすことにします。
ってことで、粋嬪(ジョン)と大王大妃(貞熹王后)が反目しているこの隙に、
蓄財しているソン内官からおカネを借りて女官を買収する作戦が始まりました。
その矢先、昌徳宮のジョンに仕えていたチェ尚宮が担当を解かれちゃいます。
今回はソン内官の再登場にあたり、内侍府の説明ナレーションが流れました。
朝鮮時代、ほとんどの行政府は宮殿の外に庁舎があり、内侍府は宮殿のすぐ隣。
現在の孝子(ヒュジャ)洞にあたる俊秀坊(チュンスバン)にあったそうです。
さて、ソンイは大殿にすぐ近い「長楽堂」という住まいを与えられてルンルン。
さっそく訪ねてきた成宗は、昌徳宮にいるジョンのところに行きたがります。
オモニ!という愛しい声を耳にしたジョンは靴も履かずに飛び出して涙の再会。
成人するまでは祖母上の言うことを聞くのよ・・・と言い含めて宮殿に戻します。
成宗は母親に会いたがるばかり、王妃(恭恵王后)は病気がちで気を引けません。
大王大妃は成宗の関心をそらすために側室を迎えることを検討し始めました。
すかさずチェ尚宮は「粋嬪様が大妃になったらはソンイが追い出されます!」。
だーれが大妃になるですって?と大王大妃がジョンへの対抗心を燃やします。
その頃ハンミョンフェはジョンの待遇改善を功臣仲間に働きかけていました。
表面上は和解した大王大妃とジョンが会議に参加し、亀城君の配流が決まります。
このドラマでも尋問好きキャラの領議政ホン・ユンソンは亀城君を尋問したがり、
そんなにヒマなの?と大王大妃に突っ込まれて「辞職します!」となりました。
そしてジョンの従兄ハン・チヒョンがいつのまにか司憲府の配属になっています。
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