第12話 決戦前夜
「昔は集賢殿といえばブランドだったのにキム・ジョンソのせいで肩身が狭い!」
スヤン家と姻戚となるチョン・インジがここ最近の学者の不遇を愚痴ってます。
居合わせたハン・ファク(ジョン父)も痛烈になじられ、ジョンは大ショック。
明に書信を送って謀反の根回しをしたことをハン・ファクは報告に来たのでした。
今回は集賢殿の新進学者で後に死六臣となるイ・ゲ、ソン・サンムンも登場です。
妓生房でヤン・ジョンやホン・ユンソンたちが血判状を書いている頃・・・
ハン・ミョンフェは首陽(スヤン)大君に例の『殺生簿』を見せていました。
アンピョン大君のページで手を止めるスヤン大君に、すかさず「殺すのです」。
スヤン大君はイ・ヒョルロの名を見ると「お前の親友では?」と問います。
ちなみにイ・ヒョルロの次はチョ・グックァン、キム・ヨン(内官)でした。
情だの権力だのと言い合う二人の話を外で聞いてショックな桃源(トウォン)君。
次はジョンとユン氏の文字教室のようすをまた部屋の外で聞いています。
それにしてもよく盗み聞きするドラマですねー。みんな大声でしゃべりすぎです。
スヤン家長女セソンとチョン・インジ息子の婚礼の報告にスヤン一家が参殿。
いちいちウザい恵嬪ヤン氏は、端宗とクォン・ワンの娘の縁談を口にします。
吐き気をもよおしたジョンは西温突(ソオンドル=王妃の部屋)で一旦休憩。
ジョンの世話をしながらソンイが「ここで王様のお世話をするのが夢です♪」。
(=将来天敵となるインス大妃とその嫁である廃妃ユン氏の会話です)
具合の悪いジョンを西温突に寝かせたのは監察府パク尚宮の判断でしたが、
提調尚宮ホン尚宮が恵嬪ヤン氏にこっぴどく叱られるのを見越してのことでした。
敏感な方も鈍感な方もお気づきのとおり、ジョンの吐き気はもちろんつわりです。
布団でジョンに近寄られても避けていたはずのトウォン君も大喜び♪♪♪しますが
いよいよクーデターを起こす父たちの会話を聞いてまた衝撃を受けるのでした。
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