第50話 恋慕の果て
チョン貴人とオム昭容は「王妃が疑われるよう薬のせいにしましょ♪」と結託。
成宗に命じられた都承旨イム・サホンが内医院を捜索するも不審点はありません。
でもユン・ジャミョンが「医女ポクシルが益母草のお茶を飲ませていた」と報告。
成宗はショックを受けつつも口止めし、事実を確認しようと中宮殿に行くと、
あの件が私のせいだと言いたいのですか?大妃様が私を悪者にしたのでしょう?
と王妃(ソンイ)に言われたのでついに怒りを爆発させて怒鳴りつけました。
「いいか!お前を廃妃しないでいるのは王子のためだ!お前には愛想がつきた!
母上はそなたのように軽薄ではない!これ以上侮辱したらただじゃおかない!」。
母上が怖かったのです!と成宗にすがりついて泣いていたソンイは一人になると、
真実を知っても黙っているのだから追い出されはしないわ♪とほくそ笑みます。
温泉で三か月間休養していた大妃軍団が仲よくお戻りになりました・・・が、
大王大妃(貞熹王后)いわく「とんでもない。仲のよいフリをしていただけよ」。
嫁(=ジョン)を怒らせたらユン氏一族が困窮するからだとこぼしています。
一連の事件を成宗に相談されたインス大妃(ジョン)は息子の対応をほめます。
「証拠はないのだからそれでいいのです。子どもを二人も産めば女は変わります。
これからは静かに暮らしたいから、殿下と会うのは一ヵ月に一度でいいわ」。
しかしこれもオモテの顔。王妃が安心している今のうちに医女を探せと命じます。
みんなが行方を捜す医女ポクシルは、ソンイの兄の手で消されちゃいました。
そんな折、ソンイの懐妊が判明しますが、成宗と大殿で喧嘩した直後に流産。
月山夫人パク氏の強いすすめでジョンが傷心のソンイのもとへ王子を行かせます。
ソンイは泣いて喜ぶ一方、母親と過ごしていない王子はなんだか無反応ですね。
すぐにジョンが「母親の記憶を消さないと!早く連れ戻しなさい!」と命じ、
王子はすぐさま中宮殿から連れて行かれます。これが母子の最後の対面でした。
すっかり弱り切った大王大妃がジョンに「王妃を許してやって」とお願い。
ソンイを嫌いなパク尚宮は「耐えろ、問題を起こすな」と言い聞かせました。
嫉妬をするなというのは守れない!とソンイは断言し、ユン淑儀の部屋に突撃。
最近の成宗は若い(しかお育ちもよい)ユン淑儀の部屋によく通っており、
成宗がユン淑儀を抱き寄せたところで戸をバーン!とコントのように開けました。
「体面?わかりません。私に見えるのは王様だけ!会いたくてたまらない!」。
うんざりした成宗がソンイを追い出そうとし、揉み合ううちに成宗の顔に傷が!
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