第16話 高まる不満
政変で何もしなかったチョン・インジが左議政になり、ヤン・ジョンたちは不満。
右議政を辞退したがるハン・ファクに首陽(スヤン)大君はますます信頼を寄せ、
お父上に会いに行ってきてくれと嫁ジョン(後のインス大妃)に頼みました。
弱気になるからつけこまれるのよ!とジョンがハッパをかけて父を登庁させます。
色んなバランスに配慮してハン・ミョンフェが作成した『功臣名簿』ですが、
ホン・ダルソンが一等でオレが二等なんて納得できない!と早速ケンカ勃発です。
安平(アンピョン)大君を処分したいハン・ミョンフェはスヤン大君を説得。
同時に(多分都承旨の)シン・スクチュを使って端宗に進言させていました。
叔父上を処分したくない!と強く突っぱねる端宗に横から内官オム・ジャチが
「風水に従って王になれる場所に家を建て、私兵を養って謀反を企みました。
キム・ジョンソが殿下の地位を脅かしたのもアンピョン大君の差し金です」。
こうしてスヤン大君の希望どおり、端宗は(賜薬ではなく)流刑を決定しました。
批判されるのはスヤンだから後で罪を問おうとオム・ジャチと恵嬪が話します。
酔っ払った(半分はフリ)桃源(トウォン)君がジョンと布団でイチャイチャ~。
トウォン君ファンの方必見ですよ!上半身が拝めます!ジョンもけっこう露出!
ここまでのサービスと長いピロートークは時代劇では初めて見る気がします♪
寝床でもジョンは「私と子供のために義父上に従ってください」と夫に説きます。
息子夫婦のラブラブが気に入らないのか、翌朝ジョンに厳しくあたるユン氏。
スヤン大君からは「茶は(上手な)嫁に入れさせろ」と言われムッとしてます。
スヤン夫人と親しいチェ尚宮に仕返しされる!と前話で怯えていたホン尚宮は、
大殿勤務から退き、ソンイを離さず、チェ尚宮の悪口を吹き込んでいるもよう。
スヤン家を探れと恵嬪たちに命じられたチェ尚宮は、引き換えにソンイを奪還。
どちらの尚宮にも最後まで「オモニ!」とイイ顔をするソンイがすごいです。
宮殿のしきたりを教えてほしいと言ったジョンに恵嬪はムカつきつつも絹を下賜。
ソンイがチェ尚宮とスヤン家に運ぶと「あのときの子ね」とジョンが部屋へ呼び、
ソンイは宮女のおもしろい歩き方を実演してジョン(未来の姑)を笑わせました。
ジョンは褒美を拒むソンイにステキな梅の髪飾りをあげます(侍女サモル嫉妬)。
帰りに実家に寄る?とチェ尚宮に聞かれたソンイは「望みが叶うまで帰りません」
「父は王位など望みません。殿下が結婚して子をもうけられれば身を引きます」。
大殿では、譲位を口にした端宗を、従兄弟トウォン君が懸命に励ますのでした。
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