第9話 謀臣ハン・ミョンフェ
ハン・ミョンフェのことを首陽(スヤン)大君が気に入ったもよう♪と思ったら、
風貌もさえないし口ばっかり・・・と後でジョン(後のインス大妃)にけなし中。
でも仲間を得てまんざらではないようですね。ヨメと二人でお茶飲んでます。
幼い殿下をお守りする!と純粋な桃源(トゥオン)君がそんなジョンを咎めると、
「あなたは王になりたくないのですか?一生不安を感じながら暮らすのですか?
枝が揺れるのは木のせい?風が吹いて揺らすからです。(←聞き覚えあるセリフ)
キムジョンソを討っても別の者が現れて専横します。王が弱ければ世が荒れます」。
今回はスヤン夫妻の長女セソンと幼い次男ヘヤン君(後の睿宗)が登場しました。
ユン氏(後の貞熹王后)は遅く生まれたヘヤン大君をとても可愛がったとか。
ジョンが1年後に生むウォルサン君とヘヤン君はたった4歳ちがいだそうです。
後に功臣となるホン・ユンソンと親衛隊所属のヤン・ジョンも出てきますよ。
力じまんで大酒飲みで有名なこの二人をハン・ミョンフェが子分にしました。
もっと人を集めますのでおカネをください♪とスヤン大君に申し入れると、
「人の心を買うのはイヤだから名分で集めろ」。(本当はお金がないのかも)
もちろんジョンがたっぷりの金銀を与え、ハン・ミョンフェは妓生房に直行。
正室は無理だけど側室にしたるわ!とお気に入りの妓生チョソンを口説きます。
謀反の噂が広まるも、スヤン勢はまだ少数なので、誰も討とうとはしません。
ようすを探りに来た友人イ・ヒョルロにハン・ミョンフェはこう語りました。
「みんなが権力の亡者でスヤン大君も同じ。だがスヤン大君には理想がある」。
いとしい端宗サマの婚姻話を知った見習い宮女ソンイは大ショック!
私が8歳になるまであと1年お待ちください・・・と涙ぐんでたたずんでいると、
端宗が戻ってきて、怒る内官をたしなめながらソンイに話しかけてくれました。
その後ソンイは原因不明の熱で半月うなされ、原因を知ったチェ尚宮は大焦り。
でも提調尚宮ホン尚宮もパク尚宮も「あら別にいいじゃない♪」と寛容です。
ホン尚宮はかつて一度だけのおてつきの後で冷たくされたという苦い経験があり、
パク尚宮は王に手を握られたことを「承恩受けちゃった♪」と自慢してきたとか。
チェ尚宮も何か過去があるらしく、幼いソンイに夢を託して看病するのでした。
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