第10話 にらみ合い
倉庫の米をごまかしていた使用人をユン氏(後の貞熹王后)が叱っています。
文字の読めないユン氏に帳簿を見せる使用人をジョン(後のインス大妃)が叱り、
さらにイム・ウン執事にビシバシ叩かせるフリをさせてユン氏の体面を守ります。
母上は体罰なんて与えたことない!と桃源(トウォン)君は妻のジョンに批判的。
そんな息子に首陽(スヤン)大君(後の世祖)は「今晩から一緒に寝ろ」と命令。
ですがジョンは「怖い夢を見ました」と枕を持ってユン氏の部屋をいそいそ訪ね、
ユン氏とスヤン大君とのなれそめを尋ねたりとゴロにゃん♪作戦でなつきます。
(ユン氏は10人兄弟で姉が6人いましたが、スヤン大君との縁談相手は姉でした。
ユン家を訪問した監察尚宮が11歳のユン氏に目をとめて縁談がととのったのです)
さらに「1日に1文字覚えましょ♪私が教えに来ます♪」と家庭教師になります。
ハン・ミョンフェ夫人ミン氏のキャラが他のドラマとはかなり違いますねー。
夫と妓生チョソンがラブラブしていた妓生房の部屋に乗り込んで大騒ぎします。
頬に傷をつけたハン・ミョンフェがスヤン大君宅を訪ね、ひそひそと謀反の相談。
スヤン大君の横には夫人ではなく嫁のジョンが座り、すっかり側近と化してます。
ジョンはハン・ミョンフェに「謀反後の民心を鎮めるための儒者の利用」を提案。
(→スヤン長女セソンと集賢殿出身元兵判チョン・インジ息子の縁談が成立)
その後、スヤン家のイム執事がおおっぴらにハン・ミョンフェを叩き出しました。
スヤンが騙されてました♪と息子スンギュに報告された左議政キム・ジョンソは、
「彼は簡単に騙されるような男じゃない、世宗大王も世継ぎに迷ったほどなのだ」。
今回はソンイの尚宮ころがし術が炸裂です!「オモニ」攻撃が得意技のようです!
提調尚宮ホン尚宮の部屋で暮らすことになりチェ尚宮と泣いて別れを惜しむも、
部屋を出たとたんニマーと笑ってホン尚宮の部屋では「オモニ」と呼んで喜ばせ、
一人になると「ババアの布団くっさー!」とばかりに鼻をつまんでいて笑えます。
「一つだけ残っている問題を片付けた後で、私は辞職しようと思います・・・」。
とつぜん申し出たキム・ジョンソは(領議政ファンボ・インは辞めたくなさそう)、
親衛隊を減らして都の守備兵を入れ遠方の準備も整えろと兵判ミン・シンに指示。
端宗の横でいちいち口を挟むウザい恵嬪ヤン氏には「出て行けば?」と言います。
ここはまずスヤン大君を信じるしかありません・・・と内官オム・ジャチは助言。
誰を信じていいのか不安な端宗は、深夜に突然スヤン大君の屋敷を訪ねました。
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