第39話 亀裂
粋嬪(ジョン)は、兵曹参知ユン・ホとその娘(側室候補)を呼んで勝手に面接。
それを知ってお怒りの大王大妃(貞熹王后)でしたが、意外なことを知ります。
なんとユン・ホの父親と大王大妃は“またいとこ”、つまり遠戚にあたるのです。
自分の一門とあってはユン・ホの娘に反対する理由もなくなり、側室に決定。
けれども大王大妃は「側室は複数選ぶ!」と言い渡してジョンに嫌がらせします。
大嫌いなソンイ以外の娘が成宗の側室に決まってジョンが安心したのも束の間、
いっぱい側室ができたら王が私から遠ざかるかも!と嫉妬心を燃やすのでした。
焦るソンイは本家に乗り込んでおカネを与え、家系図に名前を加えさせました。
さらに、母親の親戚にシン・スクチュがいるのを利用し、推薦してもらうことに。
シン・スクチュの親戚なら文句ないわね?と大王大妃はジョンに文句を言わせず、
ムカついたジョンは「思いあがるな、身の程を知れ」とチェ尚宮に伝言させます。
こうして二人のユン氏が淑儀(スギ)の座を与えられ、成宗の側室になりました。
一人はユン・ギギョンの娘(=ソンイ)で王妃になって燕山君を産むも廃妃され、
もう一人はユン・ホの幼い娘でソンイの次に王妃となり中宗を産むのです・・・
王妃になってこの世をひざまずかせる!と晴れ姿ながらソンイは野心メラメラ。
王妃(恭恵王后)に挨拶に行かせるかどうかでジョンと大王大妃がもめたのに、
ソンイは勝手に挨拶に行くことに決め、同意した成宗は護衛をつけてやりました。
それを知ったジョンが成宗を叱ると、「どこが悪いのか」と反論されてギョッ。
ジョンと成宗が仲たがいしていると聞いた大王大妃が大笑いして喜んでいます。
ソンイは「母上に謝らなければ私が謝りに行きます」と諭して成宗への点数稼ぎ。
これは“おわたりをじらす”作戦でもあるそうです(幼いユン淑儀がチラ聞き)。
今回はジョンの世話をする新しい尚宮が登場しましたね。誠実そうなキャラです。
これまで洗踏房にいたチョン尚宮という方で、初めて部屋付きになったそうです。
で、かつては親友だったカンナンがソンイの悪行をパク尚宮にチクってますよー
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