第40話 功臣引退
ユン淑儀(ソンイ)の母と兄が巫女を呼んで王妃(恭恵王后)の死をお祈りし、
チェ尚宮も宮殿で呪い人形を埋めて頑張ったのに、なんと王妃が宮殿にご帰還!
粋嬪(ジョン)の策略に違いない!と大王大妃(貞熹王后)がムカついています。
さびしがったり、父上を王にしろと泣いたり、ソンイは成宗を思いのままに操縦。
成宗はソンイに教えられたとおり、重臣会議で両親の格上げを持ち出しました。
重臣は成宗の孝行心にカンゲキして同意。(実際はこんな簡単じゃなかったはず)
成宗の実父・懿敬(ウィギョン)世子は徳宗になり、ついに宗廟に祀られました。
同時にジョンもやっとこさ念願の「インス大妃」の立場をゲットできてご満悦。
(序列は大王大妃の次だそうですが他のドラマでは安順王后の下でしたよね?)
きっと息子に入れ知恵したんだわ!と大王大妃が怒ってますが、黒幕はソンイ。
「ジョンと大王大妃が争うほど大王大妃は自分を重用する」と考えているのです。
さらに宮女ヒャンイがパク尚宮の間者だと知り、脅して自分の配下にしました。
もう一人の幼いユン淑儀はソンイのウラオモテある性格に気付きつつあるようで、
芝居がかった言動をするソンイのことをシラーーっとした目で見つめています。
さて、今回ジョンが亡き夫や国政についてこんな考えを語る場面がありました。
「君主とは夢を見せる者。腹いっぱい食べられなくても、夢を見られれば幸せ。
ウィギョン世子が王になったら重臣に軽んじられて民は怠けたかもしれないけど
殺伐とした世ではなかったはず。そんな情にあふれる世を息子につくらせる」。
王妃が危篤になりました。「王室に葬儀が重なるのはよくない」という理由から
王妃を私邸に連れ戻すとハン・ミョンフェが言い張り、みずからの引退も表明。
ハン・ミョンフェが王妃をお姫様抱っこして宮殿を出るシーンにはびっくりです。
このドラマのハン・ミョンフェはジョンに忠実で、あまりひねくれていませんね。
王妃の死後、引退したハン・ミョンフェが狎鴎亭に佇む姿が映されました・・・
この後、ユン・サブン、ホン・ユンソン、シン・スクチュらが他界したそうです。
大王大妃は成宗が19歳になるまで代理聴政を続け、ここでオトナな成宗が登場!
19歳の成宗は、ウィギョン世子(トウォン君)そっくりなのでした(二役です)。
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